小・中学部のご紹介
勉強を通して自立心を育む教育
受験舎の小・中学部におけるメインテーマは、“自立心を育てること”です。
人生において重要なことは、中学受験や高校受験に受かることや、良い点数、成績を取ることだけではありません。
特に宇都宮の場合、中学までの成績よりも、高校でいかに伸びるかが、大学受験における大きな鍵となります。
そのため小・中学部では、“高校で伸びる生徒”を育てることに注力しています。
その結果、実際に高校で成績を伸ばし、難関大学や第一志望大学へ合格している卒業生がたくさんいます。
高校で伸びる生徒に育てるには、早い段階から自分の足で立ちあがれる“自立心”が欠かせません。
自立心は社会に出てからも必要とされる、人生を生き抜くための力でもあります。だからこそ、受験を経験しながらも、将来にわたって“自ら伸びることができる生徒”を育成することが何より大切であると考えています。

入塾の面談時に、志望校などの最終目標をヒアリングした後、達成までの期間を設定して目標を明確にします。
講師は達成に向けた具体的なプランやカリキュラムを一人ひとり作成して授業に臨み、勉強の進度や生徒の理解度、目標の変更などに合わせて、その都度プランを修正します。
このサイクルを繰り返し、最適なゴールへと導いていくのです。
講師が生徒の夢や目標を共有するとともに、講師との相談をはじめ最終的な決断まで生徒本人が決めることで自立心を育んでいきます。

受験舎では、授業中や自習時間などにおける生徒との対話を重視しています。
生徒自身の価値観や、勉強面や生活、家庭での悩みなどにも耳を傾け、話し合い、共感することで、生徒の成長の妨げとなる要因を少しでも取り除く手助けに努めています。
時には保護者にも協力を仰ぎ、生徒の“前向きな心”や“伸びようとする心”をしっかりと育んでいくことで、目的意識を常に明確に持たせます。
また、受験舎から生徒が帰るときに、“明日からまた頑張ろう”と思わせてあげられる塾でありたいと思っています。

受験舎は、授業教室にしても自習空間にしても、仕切りなどで個別にブースを設けることはしていません。
それは、講師全員が、一人ひとりの生徒に目を配れる環境をつくることで、“いつもより少し元気がない”といった、生徒が発するささやかなサインや変化を見逃さないようにするためです。
また、空間や時間を日々共有し、常に生徒を理解しようと努力することから信頼関係も育まれていくと考えています。

受験舎では、答えだけでなく“考えるプロセス”が大切だと考えています。
そのため、たとえ答えが間違っていたとしても、ノートなどを見て思考のプロセスが生徒本人の成長過程においてプラスになると考えれば評価します。
裏を返せば、たとえ答えが合っていたとしても、思考のプロセスが生徒にとって良くないと考える場合は指導します。
結果ではなく、プロセスを重視することで、生徒の考える力を伸ばしていくのです。

授業のある科目では、授業で使うテキストだけではなく、生徒が希望すれば定期テスト対策用のプリントなど、あらゆるニーズに対応しています。
授業をとっていない科目においても、自習時間などに利用できる自習プリントだけでなく、小テストなども生徒の希望に応じて対応しています。
また、振替授業の申し込みは、ご家族ではなく本人から連絡を入れてもらうようにお願いしています。
それは、早いうちから自分の生活スケジュールを把握・確認できる自己管理能力や、人に意見を伝えて交渉する対話力を身に付けてもらいたいからです。

「子どもが塾でどのような勉強をしているのか知りたい」という保護者の皆様のご要望にお応えするため、受験舎では毎月初めに、1ヶ月間の授業内容や授業の様子などをまとめた「月別学習結果報告書」を発行しています。
報告書には講師がコメントを書き、保護者からもお返事をご記入いただくことで、連携をさらに密にするとともにご意見やご要望を吸い上げて、生徒と相談のうえでその後の指導に反映させていきます。