この記事の先生
第6回 グループ③の対処法
日に日に秋も深まりつつありますね。体調を崩したりしていませんか?この時期に多くの受験生が感じることとして「毎日がんばっているのに、なかなか点数が伸びてこない」というのがあります。
数学でいうと、ちょうどグループ③の「解けたと思ったのに正解できていない・・・」がその状態です。
そこで、今回はそんなみなさんに“日頃の努力を点数に結びつけるコツ”をお教えします。
(1)問題文にアンダーラインなどしるしをつける習慣をつけましょう
数学の場合、問題文に記された諸条件(数字や記号など)はすべて使う必要があります。そこで、問題文を読みながらそういう箇所に印をつけたり(丸で囲むなど)アンダーラインを引くようにしたりするとより解きやすくなるでしょう。
特に、問題文の最後はその問題で何を答えるのかが書かれている一番大切な部分ですので、必ずチェックするようにしてください。実際に初めて生徒にそれをさせてみると、文章全体に線を引いてしまったりする子が少なくないので、これもあらかじめ過去問などで練習しておくと良いでしょう。
(2)計算ミスをなくしましょう
数学を教えていて特に“もったいない!”と感じるのが、この計算ミスによる失点です。完璧に解けていたものが、たったそれだけで0点になってしまうのです。自分の答案をよく見直して、計算ミスが多い人はより丁寧に筆算をするなど、工夫してみましょう。
最後に、この時期はまだ焦るタイミングではありません。
テストの点数が気になることとは思いますが、点数だけを見るのではなく、答案の中身をよく見るようにしてください。
受験舎 鈴木 克美
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