2021合格者インタビュー01(半田壮玄くん)

合格者インタビュー
半田壮玄くん
「宇都宮北からSFCへの挑戦!
徹底的な過去問対策で大逆転!」
慶応義塾大学 総合政策学部 合格
半田壮玄くん
宇都宮北高校卒
半田君写真
得意な科目:
数学 英語
苦手な科目:
地歴
将来の夢:
言葉に変わるコミュニケーションツールを作る
1日の平均勉強時間:
平日8時間 土日14時間
受験を1文字で表すと:
高校時代に1番夢中になったことは:
バドミントン
合格を確認した瞬間の気持ちは:
驚きと安心感
半田君写真
01 「E判定しか出なかったSFC合格」
受験舎
慶応大学 総合政策学部 合格おめでとうございます。まずは今の心境をお聞かせください。
半田
ありがとうございます。まずはほっとしました。浪人も覚悟の受験だったので、本当に現役で、しかも一般入試で合格できるとは思っていませんでした。受験舎に出会わなければありえない合格だったと思っています。
受験舎
半田君が受験したのはSFC以外に青山学院、立教、明治だっけ?
半田
明治は体調不良で受験していませんのでそこ以外です。
受験舎
最初はそれらの対策もしていましたが、途中からSFC以外の対策はやらないでよいと言われましたよね?
半田
SFCでしか自分のやりたいことはできないと考えていたので、残された時間も加味してSFC対策に特化したいと考えました。それ以外の学校に受かってもSFCに落ちたら浪人しようと考えていました。
受験舎
SFC志望について、学校ではどのように言われていたの?
半田
進路を決めたのが2年の夏から秋にかけてでしたし、それまで部活のバドミントン中心の生活をしていたので、担任の先生に慶応に行きたいですと言ったら、3年くらいかかるよ・・と言われました(笑)そのあとも模試の成績を踏まえて面談はしていましたが厳しいとしか言われませんでした。
受験舎
模試のどういうところを見てそう言われたのでしょう?
半田
普通に偏差値を見てですね。徐々に成績は上がっていったんですが志望校には全然届きませんでしたから。受験期でもその結果は大きくは変わりませんでした。模試に向けての対策をしていなかったため数字上成績は上がって見えませんでした。志望校対策はしっかりやっていたのですが、模試の結果から判断して学校では厳しいといわれていました。
受験舎
志望校の判定はどれくらいだった?
半田
ほぼ(ほとんどの試験で)E判定でした。マーチでもDとかEしか取れませんでした。
受験舎
そのような結果を見てどう感じましたか?
半田
へこみましたね。中でも一番へこんだのは3年の6月にあった共通テスト対策模試で、それまでむちゃくちゃ勉強していた自信があったので偏差値60くらいはいけるかなと思っていたのですが、実際は50ちょいの並みの成績だったので、それは落ち込みました。 その時鈴木先生に相談に乗ってもらって、模試と合格の相関関係について詳しく教えてもらい、(模試がよくても合格するとは限らないし・・・)模試と本番は全然違うから気にしなくていいよと言われてから徐々に気にしなくなりました。模試の重要性が偏差値とか判定ではなく、どこができてどこが理解できていないかを確かめるためにあると考えるようになりました。
受験舎
そうですね。SFCとなると、普通の模試では合否の判定はできないんです。受験舎では半田君の対策を考えるにあたり各教科の先生が意見を寄せ合って、合格するためにはどのようにすればベストなのかを話し合って、結果数学を使ったほうが良いとか小論文でどのくらいの点数差が見込めるのかなどを定期的に更新し続けました。このように1人の生徒の合格をチームを組んでサポートできるのが自分達の強みかもしれないですね。
半田
本当にそうだったと思います。自分のことで先生方が話し合ってくれたことをよく覚えています。
半田君写真1

受験舎
合格について周りの反応は?
半田
前日に立教の発表があって、自分では一番自信があって、でも落ちていて、それもあって親も担任も無理だと感じていたと思います。そんな状況なので、合格についてはみんなが驚きました。自分さえも驚きました。
受験舎
友達には志望校の話とかしてたの?
半田
志望を決めてすぐに慶応に行くと公言していました。そのおかげもあっていい意味で放っておいてもらえました。また自分を追い込むこともできました。
02 「受験舎へ」
受験舎
半田君は入塾が3年生の初め頃だったのだけれど、最初はどの教科をとったの?
半田
小論文です。
受験舎
そのときは他の塾とかも行ってたの?
半田
はい他の塾に通っていました。そこから受験舎に変えて来るようになりました。
受験舎
受験舎に変えた理由は?
半田
慶応大学の小論文の過去問を見たときの小論対策では型にはまった対策では無理ではないかと考えました。そこで直接対策をしてくれる受験舎を選びました。
受験舎
その塾では直接的な対策はできなかったの?
半田
一般的な模試の対策はできたのですが、赤本(過去問)を使って志望校を個別に対策してくれる塾ではありませんでした。それにその塾では講師の先生が大学生だったので、参考書の問題を質問すれば答えてはくれるのですが、志望校対策は十分ではなかったですし、慶応の個別対策ができるプロの先生にお願いしようと受験舎に来ました。
受験舎
受験舎で過去問対策をできることはどうやって知ったのですか?
半田
受験舎には姉も通っていたのでなんとなく知っていました。
半田君写真2

受験舎
塾を選ぶとき受験舎にした決め手は?ほかの塾との比較はしませんでしたか?
半田
集団授業は向いてないと考えていたのでまずは個別指導で、もともとその時の学力が志望校に対してだいぶ離れていたので、個別でも大学生が教えてくれるとかでは意味がないと考えました。先生方がアルバイトではなく専任の講師であることも知っていたので、受験舎がベストなのかなと思いました。
03 「小論文」
受験舎
ありがとうございます。それでは受験舎がベストだと思ったタイミングは?
半田
小論文の面談の時です
受験舎
何が良かったの?
半田
めちゃくちゃ知識がすごくて、志望校対策、分析、問題傾向すべてにおいて圧倒されて、ここに任せて、自分も頑張れば合格できるんじゃないかと考えました。 あとは、初対面だったのに、本当に親身に相談に乗ってくれて、ここは居心地がよさそうだということも感じました。
受験舎
その後実際に授業を受けて、何か変化したことはありましたか?
半田
何か・・・普通のところではたぶん教えてくれない、参考書にも載っていない、小論文もそうですけど、英語でも対策法を具体的に示してくれて、思っていたよりもやり方が分かったというのが一番大きかったです。
受験舎
小論文で、詳しいってどういう点で思ったの?
半田
もともと小論文は勉強の仕方がよくわからなかったので、まあまあ書けるようになればくらいに思っていたんですけど、授業をこなすうちに、出題意図をしっかり考えて目的を持った答案を作成できればきっちり得点差になることを本当に詳しく話してもらいました。出題意図も自分でそれなりに感じられるようになりましたし、小論文を書く時の目的意識や表現について全く違った視点に立つことができていました。
受験舎
出題意図というのは小論文全般に言えることなの?それとも志望校ごとなの?
半田
小論の中でも、SFC、慶応経済、青学とかの問題も対策したのですが、小論文の授業では、学校ごとに何を求めているのかを一つ一つ別々に説明してもらいました。 さらに対策では例えば青学の問題をSFCに提出するとしたらどう書くのか、逆にSFCの問題を青学の意図によせて書く練習をしたりもしました。そのためいろいろな面からアイデアを作ることがうまくなったと思います。
受験舎
一回の過去問を一回書いて採点して終わりではなかったのですね?
半田
はい。一度書き終わるとその答案をレベルアップできるように志望校でほぼ穴のない答案(満点をとれるように)作成を繰り返し繰り返し作成しました。
受験舎
その作業は、時間も労力も大変そうですが?
半田
ほかの教科との時間のやりくりは大変でした。でも小論文を考える作業自体楽しかったので何とかなりました。 鈴木先生の授業では自分が考えていることをまずは肯定してくれて、根本から否定されるようなことはありませんでした。今思えば、小論においては書く自信がとても大切に思います。そこで、まず肯定してくれて、そこから修正に入ってくれたことは実力上昇においてとてもよかったと思います。
受験舎
書き直しの回数は授業スタートの頃と、受験近くなってからでは変わったの?
半田
初めの頃のほうがたくさん書き直ししていましたね。最後の頃は一回目で完成することもありました。その意味でも実力の上昇は実感できました。
半田君写真3

受験舎
SFCを志望する後輩に向けて小論文のアドバイスをお願いします。
半田
まず小論文はきっちり点数差のつく教科です。自分自身もともとはそのように考えていなかったので同じように考える人も多いと思いますが、少なくともSFCレベルの大学においては間違いなく差がつくと今は感じています。最終的にSFCに合格できたのは小論文での優位性があったことが大きかったと思います。対策も重要です。僕は受験舎で指導を受けることができ、運良く合格することができましたが、もししっかりした指導者に出会うことが出来ていなければ合格は厳しかったと思います。小論文はただ書けばよいとか、やみくもに知識を増やせば良いというものではないと思います。志望校の出題意図を考え、今の時代に即して、さらに自分の目標や夢をどのように見つけていくのか?そしてそれらの思考をいかに言語化していくのか、受験舎の授業を通して自分はそのように考えるようになりました。これからSFCを目指す皆さんには、小論文を単なる受験教科と甘く見ず、しっかりと考える対策をしてもらえればと思います。
受験舎
小論の次に英語、数学と受講したわけですが、それらの教科を受講した理由は?
半田
英語や数学の過去問(SFC)を解いてみて、難しくて、正直参考書学習だけでは、成績が上がるイメージもわかず、伊藤先生に相談した結果これなら成果を出せると考えて受講を始めました。
04 「英語」
受験舎
受験舎で英語の授業を初めて受けたときの印象は?
半田
SFCの過去問を実際に解いて、出来は最悪で、正直受かるわけないなって思っていて、小論でよほど高得点を取らないと英語では無理かなとは思ったんですけど、数学に変える勇気がその時にはなかったので、英語で勝負するしかないのかなとは思っていました。 第一志望がSFCで、一応第二志望を明治と考えていたんですけど、そのいずれも文法とかの出題が独立してはなかったので、文法はそれほどやっていませんでした。ただ、SFCの過去問が伸び悩んでいたのは文法のせいかなとか考えていました。
受験舎
そうだね。半田君はきちんと英語の勉強をしてきてはいたのだけれど、文の構造をしっかりと考えて訳さずに知識を使って力業で訳している傾向があったので、まずはその修正が必要だったね。 英語で過去問対策やっていてどうでしたか?
半田
最初の頃は波があって、読めるときと読めない時がすごく分かれていました。そこに精神的な波もあってなかなか安定しませんでした。でも過去問演習をする中で、空所補充の問題を解く時のアプローチの仕方や、内容一致問題の目のつけどころなどを1問1問丁寧に取り組んだことで、問題の解法・考え方が身についていってるなと感じられたのは大きかったです。徐々に正解率も上がっていったのが励みになりました。
受験舎
過去問やっていていつ頃からいけると感じましたか?
半田
本当に直前1か月くらいで英語の目標点が取れるようになってきたときですね。ただそれでも不安の方が大きかったです。
受験舎
教えている側からすると、試験2週間前くらいになって、いけるかもと思い始めたよ。半田君を教えていて感じたのは、SFCの対策に入る前段階での単語を覚えるなどのしっかりした努力がされていたということです。SFCの英語の1,2番の大問はしっかりした基礎固めができていれば対策によって得点率を上げることができるので、最終的に合格ラインが見えてきたのは半田君のそれまでの努力があってくれたおかげかとは思います。
半田
ありがとうございます。
受験舎
英単語の勉強法を教えてもらえますか?
半田
基本は一日100個ずつ、結構大変だったんですけど、頑張れば覚えられない量でもなくて、一週間のうち最初の5日で500個覚えて、残り2日で復習するサイクルで、同じ本を2から3周させていました。それが習慣化できたところがよかったのかなと思います。
受験舎
習慣化までにどれくらいかかりましたか?
半田
半年くらいですね。それまでは正直好きな作業ではありませんでした。
受験舎
いつ頃から英単語をスタートさせましたか?
半田
バドミントン部のインターハイがなくなった頃(具体的に確認)です。システム英単語をボロボロになるまで使い込みました。SFC入試の時にも持っていきました。
05 「数学」
受験舎
英語プラス数学で受験しようと思ったきっかけは?
半田
鈴木先生からとりあえず数学をやってみるようアドバイスされ、数学は最後まで伸びる可能性があるからと言われ数学を入れようと思うようになりました。ただ数学をSFCレベルで対策し始めた時期が3年の12月から1月のあたりで、もう間に合わないかなと思いつつ正月も過去問をやっていたのですが、平山先生に数問の問題を解説してもらううちに、めちゃくちゃ難しくはあるけれど、よく読み込むことで取れる問題もちらほら発見できるようになって、本格的に数学を入れて勝負する意識に変わりました。自分一人で問題を眺めていたときでは解ける問題があることを見つけることはなかったです。問題が見えている人からのアドバイスが、とくに早慶など難関校の数学においてとくに重要であると認識しました。
受験舎
数学を使ったことが勝因に一つと言えそうですか?
半田
間違いなくそう思います。試験中に英語の問題を見たときにも数学を入れておいてよかったと思いました。
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受験舎
数学の授業を受けていてどうでしたか?
半田
数学は途中から、問題に対しての見方や考え方が大きく変わりました。伸びた原因はそこかなと思います。マーチくらいの問題はいわゆる頻出問題、問題集に載っている問題が多くて、そこまでは数学は暗記でいけると考えていました。受験舎の指導において、SFC対策のために、慶応だけではなく早稲田の問題も解くようになって、今までの暗記型の知識では全く歯が立ちませんでした。そこで解説を受けるうちに、問題を前にしてしっかりと読み込んでいろいろと試して初めて方向性が見えてくるという経験をしました。数学に取り組む姿勢が変わって量から質への転換が起こったと思います。
受験舎
もともと半田君は数学は独学できるという考えを強く持っていたと思うのですが、受験を終えた今、どのように変わりましたか?
半田
学習内容が自分の理解の範囲にあるうちは自分で勉強するので良いと今でも思いますが、その能力を超えた瞬間、解けない問題に出会ったとき受験舎で教えてもらうことで、かなり早く理解に導いてもらえたと思っています。SFC、早稲田どちらの過去問も独学では受験までに手を付けられるようにはならなかったでしょう。また、よく読めば実際には難しくない問題と、本当に難しい問題の切り分けも独学時にはその発想さえなかったけれど、受験舎の授業で、その切り分けもできるようになり、本当に任せてよかったと思っています。
受験舎
独学での学習と受験舎での授業を受けての学習では何が違いましたか?
半田
一番の違いは時間だと思います。同じ成績上昇にかかる時間が受験舎で授業を受けたときには圧倒的に短縮されました。正直これからも勉強は自分でするものという考えは変わりませんが、時間に限りがある受験においてはプロの力を借りることの有効性は圧倒的だと感じました。
06 「これからの夢」
受験舎
これからの夢、進路は?
半田
これは小論文でもずっと書いてきたことなのですが、次世代の新たなコミュニケーションツールについて学びたいと思っています。アート、音楽、映像を駆使した翻訳機のようなものを作りたいです。そして新しいコミュニケーションツール、例えば心の翻訳機のようなものを作りたいです。
受験舎
その夢のためにこの学校を?
半田
夢の実現のためにいろいろな知識が必要と考えています。社会学・経済学・法律学・情報学・・・そのほかにも音楽・アート・サイエンスなどいろいろなことが入り混じってくるので、これらを総合的に学ぶことができるのがSFCだと考えました。
受験舎
これからの活躍を講師一同祈っています。体には気をつけて頑張ってください!
半田君写真5
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