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​合格者インタビュー

高山紗和さん

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受験舎だから頑張れた!浪人生活で
手に入れたもの。

福島県立医科大学

医学部 医学科 合格

得意な科目:生物

苦手な科目:英語

 将来の夢:

おせっかいな医師になること

1日の平均勉強時間:

約12時間

受験を1文字で表すと:

高校時代に夢中になったこと:

部活と生徒会活動

合格を確認した瞬間の気持ち:

​びっくりしました

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医学部合格おめでとうございます!

ありがとうございます!良かったです!

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笑顔が見ることができて良かった。早速インタビューに入りますが、医学部を意識したのはいつごろですか?またそのきっかけは何かありましたか?

中学生の時、病気を持つ友人を治したいと思ったのがきっかけで医師になりたいと本気で思うようになりました。しかし、きちんと医学部受験について考え始めたのは高校生になってからです。

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なるほど。じゃあ高校進学の時には医学部進学者が多い高校に行こうとは考えなかったわけだ。

そうですね。中学生の頃は高校の進学実績をあまり気にしてなくて。あと部活動と生徒会を両立したい気持ちがあって。

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部活は何をしていたの?

卓球部です。

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高校の時に塾に通っていましたか?

いえ、塾には一度も通ったことがありませんでした。

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自分で頑張ってたんだ。高校卒業時の学力はどのくらいでしたか?

高校卒業時の医学部の判定はもちろんEでした(苦笑)。

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現役時はどこを受けたの?

群馬大学の医学部保健学科検査技術科専攻を受験しましたが、不合格でした。

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1浪目
個別指導塾での浪人生活(ルーティーンの確立)

授業
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浪人することが決定して受験舎に来てくれたわけだけれど、予備校に行かずに個別指導塾である受験舎を選んだ理由を教えてください。

予備校のような大人数での授業は私に合っていないと判断したからです。また、県内でないと費用の関係で浪人することができなかったからです。

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他に候補として考えた塾などはありますか?

1つあります。そこを選ばなかったのは講師の方がアルバイトの方だったからというのが最大の理由です。あと、授業がないというのも自分には合わないなと思いました。作ってくれた学習計画に沿って勉強を進めていく感じなんですが、参考書を読んで自分で疑問点などを全て解消していくのは難しいなと。

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なるほど。受験舎で浪人することに決めた理由は何かありますか?

ええと、初めに面談した時の担当が伊藤先生だったのですが、面談の最後に「自分に合った塾を後悔をしないようによく考えて決めてください」と言われたことがすごく心に残りました。まだ入塾していないのにも関わらず、私のことを考えてくださっているということが伝わってきて、ここで浪人したいと強く思いました。

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それでは、浪人生活を送り始めた時の気持ちを教えてください。不安・自信・焦り・余裕など、どんな気持ちでしたか?

自信は全くなく、周りの人は新生活が始まるのに自分だけ取り残されているような気持ちになり、不安しかありませんでした。

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不安を持ちながらも受験勉強に取り組み、浪人生活の過ごし方がつかめてきた、つまり日々のルーティーンを確立できたのはいつごろでしょうか?また1日のルーティーンを教えてください。

日々のルーティーンが確立し始めたのは6月ごろだと思います。
そのルーティーンを紙に書いて持ってきました。

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6:50​

7:00~8:00

​​

8:00~9:00

9:30~12:00

13:00~14:00

​​

14:00~17:00

​​

​​

 

17:00~20:00

20:00~22:00

24:00

起床

数Ⅲの計算問題(複素数、極限、微分、積分を交互に)
リスニング

(教材が不足しがちなので、欲張らずに毎日少しずつやることをお勧めします笑)


出かける準備


図書館で勉強
教科:地理と国語が中心+英語も
理由:私は文系科目があまり得意ではなくて、やる気が起きにくかったことと、午前中に終わらせないと塾に地味に多い教材を持っていかなければならなかったのでそれが嫌で短時間で集中して勉強していました)


睡魔に襲われる時間帯だったので、楽しく頭を使える数学をやるようにしていました。


英語、生物、化学を勉強していました。


※17:00〜の自習は授業の入り具合にもよりますが以下の教科を時間を決めて自習していました。
空き時間に英語の自習をやるようにしていました。

 

空き時間に数学の自習をやるようにしていました。
 

就寝

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書いてきてくれてありがとう(笑)。1日の過ごし方がきちんと決まっている方が勉強のリズムも作りやすいので、自分に合ったルーティーンを作れたのは強いね。途中で中だるみをすることはありましたか?

重度の中だるみはしなかったと思います
逆に、もはや勉強していないと不安になるくらいでしたが、気分が落ち込むことは何度かありました。1浪目よりも2浪目の時の方が落ち込むことが多かったですね。

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気分が落ち込んだ時に、予備校に行っている人と比べて「やっぱり予備校に行けばよかったな」と思うことはありませんでしたか?

思いませんでした。先生方がよーく面倒見てくださったので(笑)、逆に予備校じゃなくてよかったと思いました。

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ありがとう(笑)。1年目は残念ながら医学部に不合格でしたが、その結果をどのように受け止めましたか?

医学部に1つも合格できず、自分に医学部なんてやっぱり無理だったのかととても落ち込みました。

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2年目は他の場所、例えば予備校などで浪人するという選択肢もあったと思うのですが、なぜもう1度受験舎で受験生活を送ると決めたのですか?

受験舎で1浪目を過ごして、医学部には合格できなかったものの成績は現役時よりも劇的に上がりました。しかし、2浪目を受験舎で過ごすことを決めた最大の理由は受験舎ならモチベーションを落とさずに勉強をし続けることができると感じたからです。受験で最も重要なのはメンタルだと思います。どれだけ自分の気持ちがブレずに最後まで走り切れるかが合格の鍵になってくる。1浪目の段階で受験舎の先生方は、私以上に私のことを信じてくださいました。何度も私のモチベーションを上げてくださいました。この塾なら、もう1年頑張れると思えました。

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2浪目
学力の劇的UPそして勉強が楽しめる境地へ

入試対策
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もう1年やれば合格できる自信はありましたか?

全く(笑)。 模試でどれだけ良い点数、良い判定をとっても、結局本番で失敗すれば不合格になるということは痛感していたので、正直、本番で点数が取れなかったらどうしようと不安でした。

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意識的に、2年目は何かを変えようと思って実行に移したことはありますか?

1浪を経ても、数学と英語は頑張っているのに自分が望むような結果があまり出ませんでした。自分ではその理由がわからなかったので、数学は鈴木先生と平山先生に、英語は伊藤先生に相談しました。


数学に関しては、「本質を理解する」ということと「解答を出すまでの思考」を意識するようにしました。今までは問題をこなすだけで、パターンとして自分の頭に残っていませんでした。なので、公式を自分で導き出す練習をしたり、問題を解くときに「この問題は今までやった問題のうちどの問題と同じパターンだろうか」と今までやってきた問題を思い出しつつ、その解き方を再利用する練習をするようにしました。全く手がつかない問題でも、手を動かして試行錯誤するようにしました。何も思い浮かばないときには、先生に質問して先生がどうやって解答の糸口を探しているのかをよく見て、真似をしていました。
英語に関しては、「根拠を明確にすること」と、「文章の流れ」を意識するようにしました。今まではなんとなくこれかな?といういわゆるフィーリングで解くことが多かったので、問題を解くときには「この表現が出てきているから、ここが答えだな」というふうに解答の根拠を見つけるまで次に進まないようにして、根拠がわからないものはどうすれば答えが出せるのかを先生に質問するようにしました。

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スランプや、やる気をなくした時期、途中であきらめようかなと思った時はあったかな?

正直何度も「もう受験やめたい」と思いました(苦笑) そんな時は気持ちを上げるために、不安を書き出したり、自分が医師として誰かの命を救う姿をイメージしてニヤニヤするようにしていました(笑)

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不安に対して具体的な行動を起こしているのがいいよね。すごく重要なことです。その対応の仕方は色々な人に見習って欲しい。

ありがとうございます。

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2年目で1年目と「変わったな」と思えることは、例えば学力だったり、勉強に対する姿勢だったり、時間の使い方だったりで、何かありましたか?

学力は劇的に上がったと思います。また、勉強に対しては、楽しめるようになったと思います。浪人するまでにも、勉強が面白いと思ったことはあったのですが、1浪を経てある程度の知識と直感が働くようになって、勉強の本質に近づけた気がしました。より勉強が面白いと感じました。また、時間の使い方も変わりました。2年目になって、重要なのは勉強時間ではなく集中力だと気づいたのが大きかったと思います。

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なるほど。

ただこれにはカラクリがあって、偏差値60まではとにかく量、偏差値65までは本質の理解、偏差値65以上になるためにはさらに演習というように、偏差値によって重視すべきものが変わってきます。私は1浪目が終わった時点で偏差値60は安定して取れていました。質重視の段階に突入すると、ダラダラ勉強してもあまり成績は上がらないので、「隙間時間に勉強しなくちゃ」と思っていると逆にパフォーマンスが下がってしまうんです。なので、勉強する時は勉強する、息抜きをする時は勉強のことは考えずにとことん息抜きをするというふうに切り替えを意識していました。

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受験生にとってすごく良いアドバイスになるね。ただ単に勉強をやらされているだけだと絶対気づかないことです。

もし、仮に、今年ダメだったら3浪目は考えていましたか?

考えていませんでした。精神的にもかなり辛かったですし、これ以上勉強してももう伸びないと思っていたので。

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これ以上勉強してももう伸びないと思えるくらいまで勉強をしたという事実がすごいよ。

もし、高校1年のときの自分にアドバイスをするとしたらなんと言いますか?

「自分と向き合う癖をつけろ!」ですね。受験をする上で1番重要だと思っているのは自己分析です。自分の癖や性格を知ることで、それらに合った勉強法を見つけたり、計画を立てやすくなり、効率よく勉強できるようになると思います。例えば、「目標がないと自分は頑張れないから、月ごとに目標を作ろう」「嫌いな教科はサボりがちだから午前中に終わらせよう」など。
私は自分と向き合うということをしてきませんでした。何かと理由をつけて自分から目を逸らしてばかりだったので、早いうちから自分をみつめる癖をつけておけばよかったと思います。

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では、もし、高校2年のときの自分にアドバイスをするとしたらなんと言いますか?

「質より量!」です。
「いやいや、量より質でしょ」と思う人もいるかもしれません。しかし、私は受験を通して偏差値によって質と量のどちらが重要かが変わってくると感じました。個人的には、大体全統模試で偏差値60くらいまでは「量」、60から65くらいまでは「質」、65を超えるとまた「量」というイメージです。高校2年生の段階で「量より質だ」と思ってあまり量をやっていませんでした。もっと量はやるべきだったと思います。

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たしかにそう。勉強の質を上げることや方法ばかりを考えすぎて肝心の量をこなしていない人が圧倒的に多いからね。

苦手教科について、克服するために工夫したことはありますか?

苦手科目は、英語と数学でした。英語は嫌いかつ苦手だったので、午前中に一度触れることを意識していました。午前中にやっておかないとサボるので(笑)。また、教育系YouTuberの動画を見たり、先生になぜ点数が取れないのか、取れるようにするためには何をしなければいけないかを聞いて、勉強法を考えるようにしていました。自分では気づかなかった弱点を克服するには、信頼できる人に聞いてみるのがいいと思います。数学は、好きだけど苦手だったので、どの問題を解いても面白いと思える発見を見つけることを意識していました。例えば、証明した数式を図に表して視覚化するなどです。

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勉強について「ここはがんばった」と自分を誉めてあげたいポイントはありますか?

全く勉強をしない日を一度も作らなかったことです。

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これからの受験生へ

入試当日~合格発表
自治医大を最後の最後で落ちた辛さを乗り越えて

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それでは、入試当日の朝の精神状態はどうでしたか?

「いつも通り」を意識してできるだけ緊張しないようにはしていたつもりでしたが、かなり緊張していました(笑)。もし今回がダメだったら、医学部はもう諦めようと思っていたので、緊張感は過去最高レベルだったと思います。

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共通テストの受験の最中に何か感情の揺れやここはこうしておけば良かったなあという後悔とか、逆にこの点は良かったと思えることはありましたか?

とにかく少しでも多くの点数を取ることだけを考えていたので、後悔はありませんでした。数ⅠAを解きながら「あー、これダメなやつだ。8割行かなそうだな。でもできるだけ点数を稼いで、ⅡBで挽回すればいいや」などと考えていました。共通テストの演習をする際に、自分が点数を取れなかった場合どうするのかをシミュレーションしていたことはやっておいて良かったと思いました。

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あがくことは重要です。 共通テストを乗り越えるに当たって一番大事なことは何だと思いますか?

分析と戦略だと思います。
共通テストは、真面目にコツコツやってる人ほど点数が取れない試験だと私は思います。なので、いかに楽にズルをして解くかがポイントになってきます。もちろんカンニングは絶対ダメですが。そのためには、どこの大問で何割取るかを決め、模試などを通してこれくらい取れれば◯割いけるなというふうな感覚をまず掴んでください。これができるようになると、解きながら自分が何割位とれているかある程度はわかるようになりますし、それによって「あと◯点取れれば目標点だ」「目標点くらいは取れたからあとは取れるだけ点を取るぞ」と気持ちの切り替えがしやすくなると思います。
特に共通テストは量だけこなしていても点数が取れるようにはなりません。毎回なぜ間違えたのかを視える化して次に気をつけることなどをまとめてから、次の問題を解くことをお勧めします。

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なぜ間違えたのかをきちんと考えて納得することは重要だね。

自治医大も受験して最終候補の14人まで残ったのに落ちてしまった。この時の気持ちはどのようなものでしたか?また辛さを乗り越えるために具体的にして効果があったことはありますか?

私は補欠合格候補だったのですが、自治医大はほぼ補欠合格できないことはわかっていたので、辛かったです。
この辛さは、医学部に合格できるまで乗り越えられないと思いました。実際、福島県立医科大学の結果が出るまで引きずってました(笑)。しかし、できるだけ気持ちを落とさないように「ここで凹んでもいいことないから、2次試験まで走り切るぞ!」と言葉に出して自分のことを騙し騙しで勉強していました。

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福島県立医科大学の入試が終わった時の心境は?

今だから言えるのですが、「絶対落ちたな」と思ってました。

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なぜ、そのように思ったのですか?

1時間目が数学で、全然解けずに、ほぼ白紙のまま提出したからです。他の教科はとりあえず埋めましたが、正直あまり手応えがありませんでした。試験が終わった後、「やっぱり医学部には入れないのか」と勝手に絶望していました(苦笑)。

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ほぼ白紙って…もう少し詳しくお願いします(笑)。他の教科も(笑)。

数学の目標は5割だったのですが、感覚的に4割くらい取れたらいい方だなと思いながら解いていました(苦笑)。ただ大問4だけは、浪人生と現役生で差がつくなと思った媒介変数表示の問題だったので、この問題で点数を稼ごうと思って頑張りました!


 英語は過去問演習で英作文を書ききることが出来ない時にはいつも伊藤先生から「何が何でも英作文は書いて」と厳しく言われ、書ききるためのアドバイスもされていたので、とにかく英作文を書ききると強く思って試験に臨みました。


 理科はいつもと同じくらい出来ているなという感じがあったので、あまり焦ることはなく解き進めることが出来て、よくわからない論述問題は部分点でも点数を取れたらラッキーくらいの感じで答えを書くことが出来ました。


 試験が終わった後は絶望したのですが(笑)、試験中は最後まで1点でも多く取ろうとする姿勢は貫けたと思います。考えることを放棄せず、取れそうな問題はどれかを判断して優先的にその問題に時間を使うことが出来ました。

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ありがとう。よくわかりました。
それでは。合格した瞬間の気持ちを教えてください。

驚きと嬉しい気持ちが同時に来ました。人生で初めて嬉し泣きしました。

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今までの頑張りが報われて本当に良かった。
これから見知らぬ場所で新しい生活が始まりますが、不安はありますか?

あまりないです(笑)。不安よりもワクワクの方が大きいです。

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だよね。福島県立医科大学で働いている塾の卒業生から何か譲り受けると聞いていますが、何をもらうの(笑)?

電子レンジ、テレビ、電子ヒーターなどを(笑)。塾を通して連絡があった時はとても嬉しかったです。

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過去にも塾の卒業生が福島県立医科大学に進学した時に、先輩の塾の卒業生がとても熱心に指導や助言をしてくれて嬉しかったと話をしてくれたことがあります。高山さんも、後輩として塾の卒業生が入学した時には助言や指導をお願いします!

任せてください!(笑)

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将来の目標・夢を聞かせてください。

目標は、救急医か小児科医として、人の役に立つことで
夢は、自分が死ぬ時に、この人生で良かったと思えるような生き方をすることですね。

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