合格者インタビュー
池田悠将くん
自分らしく乗り越えた大学受験
群馬大学 情報学部合格
得意な科目:英語と理科基礎
苦手な科目:数学と世界史
将来の夢:
まだ決まっていません
1日の平均勉強時間:
平日:約6~8時間
休日:約10~12時間
受験を1文字で表すと:楽
(辛いのは当たり前だから
とにかく楽しもうと心がけてました)
高校時代に夢中になったこと:読書
合格を確認した瞬間の気持ち:
実感がなくて何の気持ちも
湧きませんでした
まずは、群馬大学情報学部への合格、おめでとうございます。
ありがとうございます。
池田君が受験舎に通い始めたのはいつでしたか。
3年生の4月ごろからですね。
受験舎に通うことを決めたのはどんな理由からですか。
宇都宮駅の近くにあって、高校に通うのに駅を使っていたこともあって、通いやすかったからですね。
地理的な条件が理由だった?
いや、もちろんそれだけじゃないです。もともと個別指導の塾で勉強したいという気持ちはあったんです。それで、ここなら個人に寄り添って指導してもらえるんじゃないかと思ったのが大きかったです。
どのような点から、池田君はそのように感じたのですか。
入塾する前に数学と英語の体験授業を受けたんですよ。で、その時にしっかりと質問に答えてくれたのが印象深くて。数学だと、問題の別解も教えてくれて。それで、この塾ならちゃんと指導してくれそうだなと感じました。
なるほど、そうだったのですね。ちなみに、池田君が大学受験を意識し始めたのはいつごろからでしたか。
受験を意識し始めたのは、2年生の冬ごろでした。12月頃から英単語を覚え始めたのが、私の受験勉強の始まりだったと思います。そのころ、学校で毎週システム英単語のテストがあったんですけど、成績に関係ないと言われていたのであまり勉強していなかったんですね。当然、テストの正答率も毎回半分以下で。
池田君にもそんな時代があったのですね。正直、意外な印象でした。
それで、ふと「このままだと受験がまずいことになるな」と思うようになって、英単語の勉強を真面目にやるようになりました。そこから他の科目も受験を意識して勉強するようになったので、転換点はここだと思います。
受験を意識するようになって、勉強に対する取り組み方は変わりましたか。
勉強に対する意識は変わったと思いますけど、取り組み方自体には大きな変化はなかったように記憶しています。元からコツコツと勉強する方ではあったので、それを継続して続けていました。強いて言うなら、苦手で避け気味だった数学と世界史に取り組む時間が増えたことくらいですね。
この頃から群馬大学を志望していたのですか?
いや、まだ決めていませんでした。群馬大学を志望するようになったのは3年生の夏ごろです。それまでは、色々なことが学べるという理由で埼玉大学の教養学部だったり、地元だから宇都宮大学の国際学部だったりを考えていました。けど、友達が群馬大学を志望していて、それを聞いて興味を持つようになって、いろいろ調べるうちにここに行きたいと思うようになりました。
どのような点が池田君の興味を刺激したのですか。
情報学部のコース内容を調べていたときに、面白いなと思うようになりました。元々データサイエンスに興味があったので、授業内容にやってみたいものが多かったんです。それと、データやパソコンの扱いが得意になれば就職でも有利かな、と思ったことも情報学部を志望した理由の一つです。
そうでしたか。大学の授業の内容までしっかり調べてから志望校を決めた、というのは池田君らしいですね。
受験期の勉強、過ごし方
さて、勉強に関していくつかお話を伺いたいと思います。池田君は、受験舎では数学と英語の授業を行っていましたよね。数学の勉強で気をつけていたことはありましたか。
苦手な教科だったので、むやみに発展問題に手をつけるのではなく、とにかく基本的な問題に取り組むようにしていました。そして解説を読んでもわからない問題は必ず周りのだれかに聞いて理解するようにしていました。その点で、受験舎の先生は、そのような問題を基本的なところから分かりやすく解説してくれたのでありがたかったです。塾での授業を通して、数学の学習土台がしっかりと作れたと思います。
続いて、英語についてはどうですか。
毎日英単語帳を必ず見るように意識していました。また、リスニングの能力はすぐに上がるわけではないので、リスニングの演習も夏休みからは毎日するようにしていました。そのほかの部分では、塾での演習が大きな助けになっていたと思います。夏休みに時間を計りながら共通テスト形式の問題を解いたことは、リーディング能力の向上に大きく役立ちました。また、それと同時に訳のとりにくい英文の和訳添削もしてくれたので、共通テストはもちろん、2次試験の対策としても有用だったと思います。
池田君は、しっかりと自分のペースを守って勉強していたように見えましたが、勉強へのモチベーションが上がらない時はありましたか。
もちろん、ありました。
その様な時は、どうやって対処していましたか。
無理に勉強しようとしないで、そういう時はスマホを見たり早めに寝てしまったりしていましたね。やる気は出ない時は疲れているんだなと判断していました。かといって、次の日に、前の日の埋め合わせをするために、勉強時間を増やすようなことはしていませんでした。その日やるべきことをやる、そのサイクルを守ることで調子を保てたと思っています。
しっかりとセルフコントロールができていたのですね。素晴らしいです。さて、共通テストの後、群馬大学の二次試験に向けて勉強を進めていったわけですが、特に大変だったのはどのような点でしたか。
二次試験が得意科目の英語だけだったので、勉強の面ではそれほど苦労はしなかった印象があります。それまでの英語の授業を通して、記述問題にも対応できるようになっていたからかもしれません。それよりも、共通テストが終わった後はさすがに気持ちが緩んでしまって、それをもう一度受験に持っていくことが大変でした。
そうでしたか。池田君でも緊張が切れてしまうものなのですね。最後に、受験全体を通して、受験舎は池田君の受験勉強をどのように助けることができていましたか。
共通テストの後のように、モチベーションが下がったり、どうしてもやる気が出ない日が続いたりした時に自習室に行くと、周りは必死に勉強している人しかいなかったんですね。それを見て「やるぞ」という気持ちになれたのはとても良かったと思います。授業でも、分からない質問をした時に、そのまま答えを教えてくれるのではなく、解き方のヒントを教えてくれ、ある程度自分で考える余地を与えてくれました。そのおかげで、正答までの道筋を考える力が身に着いたと思いますし、それはすごく大切なことだったなと今になって思っています。
池田君の力になれていたようで、とても安心しました。
受験を終えて
池田君は、受験を乗り越えて見事群馬大学に合格したわけですが、受験を通して「ここは頑張った」と自分を褒めてあげたいポイントはありますか。
逃げずに最後までやり遂げられたことですね。途中で「これ以上勉強したくない…」と思ったことが何度かあったので。
なるほど。では、逆に「こうしておけば良かった」と思うポイントはありますか。
漢文ですね。元々苦手ではなく、「何となく」で読めていたので3年生の夏休みごろまで重点的に勉強をするということをしてこなかったんです。けれども、秋になって共通テスト形式の模試が増えてくると、基礎が身についていないことを実感するようになって。結果、かなり焦ってしまったんですね。なので、元々得意だと思っている教科の勉強も後回しにしないで、きちんと基本が身についているか確認しておけばあんなに焦らないで済んだのに…と思いました。
その様な反省も踏まえて、受験を通してどんな部分が成長できたと思いますか。
知識はもちろん、忍耐力や継続する力が身に着いたと思います。このように辛抱強く物事に取り組むことは、将来絶対に必要になることだと思っているので、受験は良い経験になったと思っています。
将来の話が出ましたが、夢や目標はもう決まっているのですか?
特にまだ決まってはいません。けれども、大学で学んだことを活かせるような職業につきたいと思っています。
大学でやってみたいことはありまか。
授業はもちろんですが、サークル活動やアルバイトをとても楽しみにしています。
なるほど。最後に、同じ大学を志望している後輩にメッセージをお願いします。
国立大学受験組は、私立大学受験組と違って3月近くまで受験が続き、周りが受験を終える中で必死に勉強することになると思います。辛くて大変だと思いますが、努力は報われると信じて頑張ってください。応援しています。
本日はありがとうございました。大学でも池田君らしく頑張ってください。