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​合格者インタビュー

有吉笑悟くん

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受験生活を楽しんで

東北大学 経済学部 合格

得意な科目:​英語

苦手な科目:社会

 将来の夢:

英語が使えるような職に就きたいです。

1日の平均勉強時間:

部活引退前 

(平日)2時間前後

(休日)3~4時間

部活引退後

(平日)6~7時間

(休日)10~12時間

受験を1文字で表すと:​楽
※楽をするのではなく、

受験を楽しんでください。

高校時代に夢中になったこと:

部活動(サッカー部)

合格を確認した瞬間の気持ち:​​

正直、浪人かなと思っていたので、

嬉しさよりも驚きの方が勝っていました。

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有吉くんは小学生の時に受験舎に入塾したんですよね。その時の印象などあれば教えてください。

あんまりよくは覚えていないんですけど、初めて塾に行ったときは中学生が多くてなんか怖かったという印象はありましたね(笑)。すぐに慣れて、何とも思わなくはなりましたけど。

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なるほど、慣れてくれてよかったです(笑)。有吉くんは宇都宮東高校附属中学校を受験するということで、「適性検査」の勉強をしていましたね。その「適性検査」の勉強はどうでしたか。

適性検査の問題って、答えが一つではないですよね。それが算数の問題であっても、解答にたどり着く道のりがたくさんあって。過去問を解いたり他県の入試問題を解いたりして行く中で、どうしても自分で工夫して問題を解かなければいけない場面が多かったんですね。そういう演習を通していく中で、物事を多角的に見る力をつけてもらったと思います。視点を変えて物事を見るっていうことは、高校での勉強でかなりプラスになりましたね。その点では、適性検査の勉強をして良かったと思います。

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なるほど。それでは、次に中学部時代の思い出などありますか。

教室に備え付けられているお菓子やコーヒーを飲み食いしていたことですかね(笑)。

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有吉くんは、そんなに頻繁に飲み食いしていたという印象はあまりないですが(笑)。

3年の冬期講習会の時ですかね。友達4人くらいでやたらと食べたり飲んだりしていましたね。受験勉強の憂さ晴らしということで、いいストレスの発散になりました。

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では、中学部の先生について印象に残っていることはありますか。

数学の鈴木先生が最初のうちは怖かったですね(笑)。けど、数学の授業はもちろんですけど、それ以外の部分でもすごく良くしてくれてとても感謝しています。あの、怖かったのは本当に最初だけですよ(笑)。特に怒られたこともなかったですし。

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それならよかったです(笑)。高校受験のことで、何か強く覚えていることはありますか。

高校受験の当日に宇都宮高校まで電車で行ったことはよく覚えています。それまで一人で電車に乗ってどこかに行くってほとんどしたことがなかったので、すごくわくわくしました。受験そのものよりも、こっちの方が記憶に残っていますね。受験勉強については、量をこなす勉強に集中して取り組めるようになったのがこの時期かな、って思います。

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中学受験、高校受験において受験舎は、有吉くんに対してどのような役割を果たすことができていましたか。

思考の核となる基礎を身につける大切さと、そこから応用して発展させていく楽しさを身に付けるきっかけをくれたと思います。自分が興味を持ったものはすごく深くまで知りたいと思うんですけど、嫌いな分野についてはそもそも手をつけないんですよ。受験舎の先生方のおかげで、色々な所に興味を持って勉強に取り組めたところはありましたね。それに、適性検査の頃からそうだったんですけど、受験舎の先生って基本的に考えさせるじゃないですか。すぐに答えを教えるというよりは、ヒントを出してくれたりして。そういう風に、自分で考えて応用させることを繰り返しやっていたことで、一つの問題に対して様々なアプローチをする習慣がついて、これは高校の勉強でも役に立ちました。

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小中学部で勉強をしている後輩に何かメッセージをお願いします。

「どこの高校に行くか」というのも大切なんですが、それよりも「高校で何をするか」の方が大切だと思います。なので、もちろん勉強することも大切ですけど、それだけじゃなくて、高校生になった時にやりたいことを見つけられるように、いろいろな経験をしておきましょう。今のうちにいろいろなことにチャレンジしておくと、それは高校生になってから勉強の面でのプラスにもなります。

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高校での勉強と大学受験

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中学までの勉強と高校での勉強で、有吉くんが一番違うなと感じたのはどんな点ですか。

単純に勉強の量が増えて、難度も高校の方が上がる点ですかね。けど、一つの問題に対してより考えを深められるのが高校の勉強だと思うんですよ。例えば、学校で授業が終わった後に、何人かのクラスメイトと先生のところに行って、その日授業でやったとことについて議論したりしてたんですけど。中学校の勉強だと、そこまでいかないことが多いじゃないですか。数学でも、高校入試レベルだと、基本的な部分だけで解答にたどりつけたりして。そういう点ではとても楽しいし、やりがいのある勉強が高校の勉強だと思います。

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なるほど。有吉くんは、サッカー部での活動にも力を入れていましたが、それが受験勉強の中でプラスに働いたなと思うことはありましたか。

受験勉強って、大体夏くらいから春先まで続きますよね。その時期を乗り切るための体力が身についたことは大きなプラスだったと思います。

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具体的には、体力がついたことでどんな効果がありましたか。

当たり前のことなんですけど、授業中に寝なくなりましたね。前日遅くまで勉強をしていたりすると、どうしても眠くなるタイミングってあるじゃないですか。そんな時でもぐっと堪えて授業に集中できました。あと、もちろん体調を崩さなかったという面も大きかったです。

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受験期はどうしても体力が落ちてしまいますよね。体力を維持するために何かしていたことはありますか。

部活動を引退してから長距離走に目覚めてしまって、よく勉強の合間に走っていましたね。

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長距離走に。珍しいケースではありますね。何か理由があったんですか?

10月にある持久走大会で上位に入りたいっていう気持ちがあったんです。2年生の時の結果が納得できるものじゃなかったんで。それが結果として体力の強化につながりましたね。

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受験勉強で一番大変だったことは何でしょう。

モチベーションを維持することが大変でした。どうしても勉強する気になれないタイミングというものが出てきてしまうじゃないですか。やる気が起きない時は、一度しっかりと休んでから勉強に取り組むようにしていました。だらだら続けるよりは、さっさと切り上げて、心身ともに充実した時に勉強した方が効率も良かったです。

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実際に試験を受けた時の手ごたえはどうでしたか。

良くはなかったですね。そもそも、センター試験の結果が思うように伸びなくて、例年の東北大学のボーダーからマイナス30点くらいだったんですよ。でも、2次試験で挽回できない範囲ではなかったので、そこから必死に勉強しました。2次試験の本番の日、英語の出題傾向が過去問とは少し違っていて難しくなっていたんですね。自分は英語が一番得意だったから、そこで点数を稼がないといけなかったので、これは駄目かなと正直感じました。

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でも、見事に合格できたじゃないですか。

本当に浪人を覚悟していたので、すごく驚きましたし、嬉しかったです。

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大学受験において、受験舎は有吉くんにとってどのような存在でしたか。

受験の話だったり、雑談だったり、いろいろな話を授業中や休み時間に先生方としたんですね。特に受験期には、それは精神面での支えになっていたと思います。だから、勉強面だけでなくいろいろな面で自分を支えてくれる存在だったなと感じています。

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大学受験を通して学んだ事と後輩へのメッセージ

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大学受験を通して学んだ、もしくは身に付けたと感じることはありますか。

自分を支えてくれる周囲の人たちのありがたさと、明確な目標に向けて友人たちと努力する楽しさを実感しました。よく学校の友達と一緒に勉強していたんですね。放課後とか、センター試験後に学校の授業が無くなってからだと、朝から塾の自習室が開くまでの時間とかに。それはとても良い思い出になっています。

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最後に、これから受験に挑む後輩たちへメッセージをお願いします。

高校を卒業してしまうと、自分のためだけに自分の時間をつかえるということはあまりなくなってしまうと思うので、一日一日を大切にしてください。また、辛くても自分を支えてくれる人、仲の良い人への感謝を忘れずに受験を乗り切ってください。

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ありがとうございました。大学でも、有吉君らしく頑張ってください。

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