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其の64【連載シリーズ②】子どもを伸ばし、子どもにやる気を起こさせる心理学~アドラー心理学~

この記事の先生

鈴木 克美 先生

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第2回 「心理学者アドラーとは」

前回私と「アドラー心理学」との出会いについてお話しました。

 

そこで、今回はそもそも「心理学者アドラー」とはどういった人物なのかについてお話したいと思います。

 

皆さんが心理学者といって頭に浮かぶのはたぶん“フロイト”と“ユング”の2人ではないでしょうか?実は欧米でアドラーは、その2人と共に「心理学の3大巨頭」と呼ばれているのです。

 

オーストリアのユダヤ人精神科医“アルフレッド・アドラー”は第一次大戦後のウィーンで、戦災孤児たちや非行少年たちの相談活動に従事しながら彼独自の心理学の理論と方法を開発しました。

 

今日アドラー心理学と言われるようになったその理論は、個人心理学とも呼ばれる人間主義的な基礎哲学と実践的な方法論を具備した画期的なシステムとして、世界中で今でも広く学ばれ実践されています。

(アドラー心理学でクラスはよみがえるより)

 

そうは言っても「アドラー?アドラー心理学?そんなもの知らなかったよ。」とおっしゃる方も少なくないと思います。実際、私自身も今までその名前すら耳にした事がないのですから・・・

 

しかし、そんな方々も「人を動かす」「道は開ける」などのベストセラーの著者である“デール・カーネギー”や「7つの習慣」のスティーブン・R・コヴィーの名前はご存知ではないでしょうか?

 

その彼らに深く影響を与えた心理学者が“アルフレッド・アドラー”なのです。私自身、今挙げた3冊の本はもう30年も前に読んでおり、少なからず人生に影響を与えられた書物となっています。

 

ここで一つだけ“アドラー”と“フロイト”や“ユング”との違いをお話しておきたいと思います。

 

人間は常に未来に目標を設定しますが、一般的にフロイトやユングの心理学では、過去に原因があって現在の行動が決まるというふうに考えられています。

 

しかしアドラーの場合は、過去が現在を決めるのではなく、頭の中に抱く未来の目標に向かって人間は進んでいくものであり、あくまでも未来の目標が現在を決めるのだというふうに考えられています。

 

このことは、子育てや教育に大いに役立つ考え方だと私は思います。

 

次回からは、その「アドラー心理学」の具体的な考え方やその実践方法についてお話していきたいと思います。

 

それでは。

 

個別指導学習塾 受験舎

小中学部 代表 鈴木 克美

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