ひとりひとりの生徒と向き合う個別指導の実績がある受験舎の先生たちが、子供たちのモチベーションをアップ させるノウハウや、やる気にさせる言葉を親御さんたちへレクチャーします。

其の47 失敗しない塾選び ~Q&A編①~

この記事の先生

鈴木 克美 先生

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はじめに

今まで多くの講演やカウンセリングをしてきましたが、その中で必ずと言ってもよい程、よく出る質問が、

①   塾についてと

②   子供たちの学力について

の2点でした。

これほどまで塾について、そして学校教育や学力について情報が少ないのかと痛感させられた次第です。

そこで今回、これまでの質問の中から特に多かったものを選び、それに対して私が答える(いわゆるQ&A方式)という形で、コラムを書かせていただきました。

また、学力を伸ばすためのアドバイスも合わせて、ご紹介します。

お子様の将来のために、ささやかなお手伝いができればと思います。

 

 (1)失敗しない塾選びQ&A

Q1.塾の情報がなくて困っているのですが?

A.

①  まず塾の種類についてお答えします。

塾は大きく二つに分けられます。一つは、学校と同じような授業形式の塾。そしてもう一つは、個別指導といって一人ひとりが自分の課題に応じて勉強を進めていき、解らないところを教わるという形の塾です。

②  次にそれぞれの具体的な形ですが、授業形式の場合、先生一人が何人の生徒に授業をするかはまちまちですので、パンフレットをご覧になるか、直接問い合わせていただいたほうが良いと思います。

 

また、その際どんな先生が教えているのかも重要ですので、合わせて聞かれると良いでしょう。さらに、授業形式と言っても授業の内容にかなり差があると思ってください。学校の定期テスト対策が中心のところもあれば、とてもハイレベルな内容をされているところもあります。

 

総じて授業形式の場合は、学校の授業の先取り学習が多いようです。対して、個別指導ですが、この場合も先生一人に対する生徒の人数に差がありますので問い合わせたほうが良いでしょう。

 

その際ですが、一人対一人としていても、ずっと付きっきりで見てくれるところもあればそうでないところもあるようですのでお気をつけ下さい。

 

 

Q2.塾の授業の進め方・取り方について知りたいのですが?

A.

塾での授業の進め方や取り方でまったく同じというところはまずない、と言っても過言ではないくらいにそれぞれの塾でまちまちなので、大まかに説明をすると、授業形式の場合は入塾と同時に時間割が決められ、そのクラスのカリキュラム通りに授業が進められていく、いわゆる学校方式が多いようです。

 

授業の中で新しい問題を解きその解説を聞く→練習問題など次の授業までの宿題が出され、それを解き各自で答え合わせをする→そしてまた授業で新しい問題を解く。この繰り返しが多いと思います。

 

対して個別では自分の都合で時間割を作るタイプが多いと思います。カリキュラムについても一人ひとりに合わせて決めていくとやり方が多いようです。

 

授業の進め方は、やはり次までの宿題が一人ひとりの課題に応じて出され、それについて解らないところを教えてもらうという形が多いでしょう。

 

ただし、授業形式の場合、一人ひとりの理解度をチェックするというより、授業を進めることに重点を置いているため、授業のレベルに合っているお子さんにとっては満足できる授業になりますが、いったんつまずいてしまうと、取り戻すのがなかなか困難になります。

 

一方、個別の場合は、授業の進み具合に個人差ができてしまうことはありますが、一人ひとりの理解度をチェックしながら進むことができるため、自分のペースで学習ができるという利点はあります。

 

次回(6月1日号)は、第2回として、

Q3.いつごろから塾に通わせたらよいのですか?

Q4.塾(授業形式と個別指導)の良い点は?

について、お答えします。

お楽しみに。

鈴木克美