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其の44 高校入試必勝法(残り1ヶ月で50点伸ばす方法)

この記事の先生

鈴木 克美 先生

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いよいよ県立高校入試まであと1ヶ月となりました。

そこで今回は、この短期間で5教科合計を50点伸ばす方法(ポイント)をお話します。 

ポイントその1

健康管理

ポイントその2

心の管理

ポイントその3

開き直り

 

ではここからはこれらのポイントについてより具体的にお話していきます。

 

<勉強編>

① 絶対にやってはいけないこと

 

これからの期間で絶対にやってはいけないことは“新しいことを始める”ことです。

 

これはまじめな子に多いパターンなのですが、最後だからといって教科書や参考書をいちからノートなどにまとめ直そうとする傾向があります。これは絶対にやらないでください。

 

時間がかかるわりに意外に効果が薄いばかりか、もし途中で終わってしまった場合、不完全燃焼になり今までの努力も半減してしまう可能性があります。

 

どうしてもそういった勉強をしたい場合は、一冊の問題集(できるだけ薄いもので入試対策のもの)を何度も繰り返し解くか、一冊を解き終わったら次のものという具合に何冊も解くことをお勧めします。

 

そうすれば、時間もあまりかからずにすみますし、満足感も味わえます。

 

② この期間で伸びるのは理・社と作文

 

この期間に入ったら、教科ごとに勉強法を変えましょう。一番点数が伸びる可能性のある理科と社会に重点を置いて勉強することをお勧めします。

 

やり方は先ほどもお話したとおりできるだけ薄い問題集を使って繰り返し学習をすると良いでしょう。また、今まで使っていた問題集などで間違えたところを解き直すのも良いと思います。

 

国語や英語・数学についてはこの期間で大きく点数を伸ばすというよりは本番に向けて問題に慣れることに重点を置いて、できるだけたくさんの問題を解くようにすると良いでしょう。

 

そこで一番気をつけて欲しいことは、問題が解けても解けなくてもあまり一喜一憂しないということです。

 

自分でまず解いてみる。解答を見て自分で○付けをする。もし間違っていても解答を見て参考にしてしまう。そしてまたすぐに次の問題を解く。という具合にスピーディーに進めることが大切です。

 

ただし唯一作文だけはしっかり練習してください。書ききれば結構な点数をもらえます。やり方としては過去に出されたものについて書いてみて、できれば学校や塾の先生などに見てもらうと良いでしょう。

 

それが難しい場合は、友達でも親でも周りの人に見せて、その人が「なるほど」と納得してくれるようであれば大丈夫でしょう。

 

<生活編>

① 風邪やインフルエンザには絶対にかからない

 

この時期に病気で寝込むことほどいろいろな意味で損をすることはありません。

 

受験生なら誰しも本番に向けて勉強している時期に少しでも寝込んだりしてしまうと、自分だけが取り残されたような気分になってしまいます。

 

それが焦りを生み、余計に平常心を失う結果となります。ですから、この時期はいつにも増して健康管理に気をつけましょう。

 

② ポジティブシンキングに心がける

 

だんだんと試験日が近づいてくるとネガティブな精神状態になりがちです。ある意味やむを得ないのかもしれませんが、そのままの状態では決して良い結果は期待できません。

 

何があってもすべて良い方向に考えるように心がけてください。どんなときも“開き直れる心”が大切です。

 

しかし、私が最も心配しているのは、むしろ本人よりもその家族の方です。特に子供の受験を初めて経験する親御さんが特に心配です。知らず知らずのうちに子供に見えないプレッシャーを与えていることが多いのです。

 

親御さんたちは子供を心配するあまり普段と違う気の使い方をすることが良くあります。それも親御さん本人は無意識のうちにしてしまっていることが多いのです。だから余計に心配なのです。

 

家の中の空気が普段と違ってピリピリした感じになり、そのせいで今まで感じていなかった妙な緊張感をお子さんが受けてしまっていることが少なくありません。

 

周りの家族は本人のためを思うのであれば、受験ということをいったん忘れて、普段どおり、むしろ「落ちる」とか「すべる」などといういわゆる不吉な言葉でも平気で使ってしまうくらいのおおらかさで接して欲しいものです。

 

試験当日に持てる力を十分に出し切れるかどうかはこの1ヶ月にかかっています。

 

ぜひとも、この1ヶ月病気などせずに、試験が終わったときに「精一杯やった」と言えるようにがんばってみてください。

 

すべての受験生に幸運がありますことを・・・