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其の16 9月からの受験対策

この記事の先生

鈴木 克美 先生

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この夏、毎日部活動で忙しくなかなか勉強に集中できなかった人、塾の夏期講習会に参加して手ごたえをつかんだ人、今年の夏はどうもやる気が出ず、だらだらと終わってしまった人などいろいろだと思います。そこで今回は、受験に向かって9月から何をすべきかについてお話します。

(1)理・社の季節がやってきた

どうしても勉強というと、国語・数学・英語の3教科に力を入れてきたと思います。もちろん、それらの勉強も続けていかなければなりませんが、これからは、それらに加えて理科・社会の勉強も始めなければなりません。これらは覚えるという作業が多い教科で、その量はかなり多いので、今から少しずつ準備を重ねる必要があります。
では、どんな準備をすればよいのでしょうか?
それは大きく2つのパターンに分かれます。
(A)覚えることが得意な人(理・社が好きな人)
 この人たちにお勧めなのが、問題集を何冊も解く方法です。自分で答え合わせをしながら自然に覚えていけるでしょう。
(B)覚えるのが苦手な人
 実は私がそうなので、こういった人たちの苦しみは痛いほど分かります。そこで、私が実際に行った方法は、1冊の問題集を何度も何度も繰り返し解くという方法です。1冊につき最低5回は解きました。そうすることで、答えだけでなく、どこにどんなことが書いてあるのかまでも自然に覚えられました。

(2)この夏うまくいかなかった人たちへ

この夏まったく勉強に身が入らなかった人、あるいは、塾の夏期講習会などには参加したけどいまいち手ごたえを得られなかった人は、この9月をどう乗り切るかがとても重要になります。なぜかというと、本格的に勉強を始めてからその成果が現れるまでに半年かかるといわれているからです。ということは、9月に始めれば3月の入試になんとか間に合う計算になるわけです。
では、どうやればよいのか?
まず、早急に勉強する環境を整えること。夏にうまくいかなかった人はその環境をやめて、他を探すこと。また、集団授業の塾もよいのですが、残りの期間と個人差を考えると、今回は個別指導塾か家庭教師などがお勧めです。中には自分でがんばってみるという人もいますが、これは私の長い経験から言ってお勧めできません。いずれにせよ、もう受験は始まっています。今から3月までの1人ひとりに合ったカリキュラムを早急に決め、悔いの残らない受験をしてください。