ひとりひとりの生徒と向き合う個別指導の実績がある受験舎の先生たちが、子供たちのモチベーションをアップ させるノウハウや、やる気にさせる言葉を親御さんたちへレクチャーします。

其の15 なぜ勉強するの?

この記事の先生

鈴木 克美 先生

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子供たちの質問の中に「なぜ勉強しなきゃならないの?」というのを多く耳にします。そんなとき私は「生きていくためだよ」と答えるようにしています。そしてその理由としていくつかのことを話して聞かせます。

Q.勉強するとどうして生きる力がつくの?

A1

将来、困難などの壁にぶつかった場合自分がどの道を選択したかで、その後の人生を大きく変えてしまうことがよくあります。その際に、よりよい道を選択できるかどうかは、それまで歩んできた人生や経験が大きくかかわってきます。勉強をすると視野が広がり、良くも悪くもいろいろな経験をすることができ、選択の幅が広がるのです。

A2

9教科を勉強する理由は、あらゆる刺激を脳に与えることで脳のいろいろな部分を成長させ、物事を多方面から考える力を育てるためだと私はよく話します。どうしても子供たちは「将来役に立たないような勉強をなぜするのか」と考えがちです。たしかに学校の勉強を直接将来に役立てる人は多くはないでしょう。ですから、私は「ここで大切なのはよい成績を取ることではなく、どの教科も手を抜かず一生懸命取り組むことが大切だよ」と話します。一生懸命取り組むことで、もしかすると将来それが職業になっている人もいるでしょうし、そうでないとしても多方面から考えることができる大人になっていれば、身の回りにあふれている情報に振り回されることなく、必要な情報だけを取捨選択できる人になれるでしょう。

最終的に幸せな人生を送ることができるには学生時代によい成績を取ったかどうかではありません。学生時代に培った思考力や人間力など生きていくために最も重要な力をどう生かすかではないでしょうか?