ひとりひとりの生徒と向き合う個別指導の実績がある受験舎の先生たちが、子供たちのモチベーションをアップ させるノウハウや、やる気にさせる言葉を親御さんたちへレクチャーします。

其の14 健康第一

この記事の先生

鈴木 克美 先生

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最近、部活動の大会などで夜遅くまであるいは休日も返上で練習を行っているせいで、塾の授業をお休みする生徒が少なからずいます。7月といえば3年生にとっては運動部の最後の大会である総合体育大会があります。当然、その大会に向けての練習にも熱が入ることでしょう。私自身も学生時代は運動部に所属しており、教師になってからも指導者として朝から晩まで生徒を指導していましたから、この時期の練習がどういうものか両方の立場で理解することができます。
そこで、この時期(7月から夏休み中)に気をつけてほしいことをお話します。

1.水分補給

これは私にも経験があるのですが、夏の暑い日の練習で一番に気をつけたいのが熱中症対策です。そのためにも適度な水分補給は欠かせません。常に水分を補給できる状態を作っておいて練習に臨まないと誰でも熱中症になる危険性があります。かくいう私も一度倒れたことがあるのです。

2.規則正しい食事

とかく暑い日が続くと、食欲が減退し食事がおろそかになってしまいます。それでなくても暑い中激しい運動をするのですから通常よりも多い栄養分が必要となることでしょう。その栄養を三度の食事だけで完全に補うのは確かに難しいことかもしれません。そんなとき私は栄養補助食品などの摂取を選手には勧めていました。今は、錠剤だけでなく、ゼリー状で手軽に栄養(エネルギー)を補給できるものなどが多く出回っています。とにかく何も摂らないのが一番いけないこと(けがや病気になりやすくなる)です。

3.十分な睡眠

あとは睡眠です。運動選手にとって次の日に疲労を残すというのはやはりけがなどの原因のひとつにもなりますし、また、いいプレーができない理由にもなります。そのためにもその日の疲れはその日のうちに取っておくというのがとても重要になってきます。マッサージを受けたりゆっくりお風呂に入ったりというのもありますが、基本は十分な睡眠です。次の日に疲れを残さないために、少なくとも6?7時間の睡眠はとった方がよいと考えます。

4.最後に

これらのお話は実は、受験においても同じことが言えるのです。受験において成功する秘訣は一にも二にも勉強だと思われがちですが、受験が近づきいよいよ土壇場になったときに威力を発揮するのは意外にも“気力と体力”なのです。実際に高校受験などで年が明けてから100点近く伸びる生徒が毎年いますが、その子たちはいずれも、“気力と体力”の持ち主でした。
いずれにせよそれまでの努力を無駄にしないよう健康にくれぐれも注意して悔いの残らない最後の大会にしてください。選手諸君の健闘を祈ります。