ひとりひとりの生徒と向き合う個別指導の実績がある受験舎の先生たちが、子供たちのモチベーションをアップ させるノウハウや、やる気にさせる言葉を親御さんたちへレクチャーします。

其の2 話し上手は聞き上手

この記事の先生

鈴木 克美 先生

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このところ、親子のコミュニケーションに関する質問を多く受けます。そこで今回は、上手なコミュニケーションがとれるコツについてお話します。

その1 <とにかく最後まで話しを聞く>

もし「親の話をきちんと聞く子に育てたい」「親に何でも話してくれる子供に育てたい」とお思いなら、まずは親が子供の話をちゃんと聞いてあげることから始めてください。

(その際の注意点)
① 無言で聞かず、必ず相槌をうつ
この相槌というのは、「あなたの話を聞いていますよ。」ということを子供に伝えるための相槌(「うん」とか「なるほど」など)で、子供の意見に賛同する相槌(「そうだよね」とか「私もそう思うよ」)は使わないようにしてください。

② 途中で話をさえぎらない
どうしても子供の理屈ですから途中で親(大人)として口を挟みたくなるとは思いますが、そこはグッとこらえて最後まで話させてあげましょう。

その2 <困ったときのオウム返し>

とはいってもなかなか上手に相槌を打つのは難しいものです。そこで最も簡単でよい方法は<オウム返し法>なのです。これは、子供が話した内容をただ単に繰り返すだけの方法「○○ちゃんは・・・って思っているんだね。」で、子供はそれを聞いて「あー、ちゃんと聞いてくれているんだ。」と思うのです。

その3 (上級編)<情報通になれ>

親子で話していて、時代の変化についていけず、ついつい「それって何?」と聞きたくなることが多いのではないでしょうか?だからといってこれを連発してしまうと「あー、疲れる。」と思われ、その後の話が続かなくなってしまいます。そこで、大変でも<今時の>話題についていけるよう日々の勉強をがんばってほしいのです。

ここまでできればみなさんはもう立派な聞き手になっています。これを根気強く実践することで、何でも話せるお父さん・お母さん、強いては<最も私を理解してくれて、最も自分にとって心の休まる場所>になれることでしょう。 最後に余談ですが、ドラマ「相棒」の水谷豊さん演じる杉下右京は最高の聞き手です。また、秋ごろから新シリーズが始まるようなので興味のある方はご覧になってください。