2018年合格者インタビュー05(鈴木 ひなたさん)

宇都宮大学 農学部 合格
宇都宮短期大学附属高校卒 鈴木 ひなたさん
受験舎の良かったところ

受験舎
お久しぶりです!大学が始まって1カ月半経ちましたが、大学はどうですか?
鈴木
お久しぶりです(笑)大学は想像以上に楽しいです!
受験舎
ほんとに?!それは良かった!では大学のことはまた後に聞くとして、今日は受験舎に通っていた時のこととか、受験勉強のこととか聞かせていただいて、鈴木さんのように国立の推薦入試を考えている人たちのお役に立つような話ができればなあと思っています。

まずは受験舎についてお聞きしますが、受験舎に通い始めたのは確か…

鈴木
高3の4月からです。
受験舎
受験舎に通おうと思ったきっかけは?
鈴木
もともとは高校生活では塾に通う予定はなかったんですけど、高校のテストの結果で、古典が低くてそれだけ学びたいと思って。でも他の塾だと全教科受講しなくちゃいけなかったりするけど、受験舎だと個別指導だから古典だけ学べると思ったのと、受験舎に同じクラスの子が多く通っていたというのがきっかけです。
受験舎
確かに最初に面談したときに見せてもらった成績は、今までまんべんなくきちんと勉強していたんだなっていう感じだったけど、国語だけが…っていう(笑)
じゃあ、国語は高1、高2の時はどうだった?
鈴木
自分なりにやってはいたけどうまくいかなかったという感じです。高1の頃の国語って現代文と古典に分かれずに一枚のテストじゃないですか。だからとりあえず現代文で点を取る、っていう感じで(笑)

1年生の頃は比較的簡単だったので、そんな苦じゃなかったんです。でも高2になって現代文と古典に分かれて、大学受験をちゃんと意識し始めたときに、さすがにやばいって思いました。それで、自分でも勉強しようと思って、学校のスタディサプリとかも使ってやってみたんですけど、まあうまくいかなくて。それで塾を探して、受験舎でやろうと思いました。

受験舎
塾に入る前はクラスの受験舎に通っている子に話とかは聞いていたの?
鈴木
はい。どんな感じなの?みたいな。

古典取ろうと思うんだけどって言ったら、古典を取っている子が3、4人いて。だから「良い感じだあ」と思って、もう行こう!と(笑)

受験舎
確かに宇短附の子、多かったよね。

では、実際に受験舎で授業を受けてみて、どうでしたか?

鈴木
思ったよりも私のレベルに合わせてくれた。中学生の時に行っていた塾は成績上位の生徒しか見てなくて、ついていけない子はついていけないみたいな感じだったので、自分で頑張るしかなかったんですけど、受験舎は自分に合わせてくれて丁寧に教えてくれたなっていう印象があります。
受験舎
そんな風に思ってくれてうれしいです!ありがとうございます(照)

じゃあ、受験舎で授業受ける前は「ついていけないかも」とか思っていたの?

鈴木
はい、その時の自分は古典の表面的な部分だけでちゃんとは理解していなかったのでたぶん全然ついていけないって。
受験舎
じゃあ、受験舎で授業を受けて「なるほどこういう感じかあ」っていうのが徐々に分かってきた? 
鈴木
はい!
受験舎
確かに鈴木さんは最初授業中の質問の仕方からすると、分からなさ過ぎて質問のポイントがずれているというか、今学習していることが何につながっていくのか見通しが立っていないという感じの質問をしていたんだけど、その時はちゃんと勉強を続けていくとだんだん見えてくるよっていう話はよくしていたよね。

ところで受験舎に通い始めてから、自習室は使いましたか?

鈴木
結構使いました。

もともと家よりも学校とか自習室とかがあった方が自分は勉強できるほうでした。だから受験舎に入った目的の一つとして自習室の利用もありました。自習室でみんなが勉強している姿を見て、よりやる気があがりました。

学習習慣を身につけた小学時代と部活中心だった中学時代

受験舎
では次の質問。

小学生や中学生の時はしっかり勉強をやっていた方ですか?

鈴木
小学生の頃は、親が転勤族で、小学校3つ行っているんですよ。で、一つ上の兄が小2の時に、全国にある大手の塾に通うことになってじゃあ私もってついて行って、小1から小6までずっとその塾に行っていました。だから小6の時で2、3時間ぐらい、多い時は5時間くらいは勉強していました。
受験舎
それはその塾の宿題とか?
鈴木
はい。あとは父が熱心で、問題集とか買ってきたので、それもやっていました。できない分野とか、例えば算数の文章問題が苦手だったんですけど、兄がやっていた問題集をそのままお下がりでもらったりして、算数の1教科だけは徹底して。その塾も算数は6年間続いたんですけど、国語はやめ、英語はやめってなっていって、算数だけが残りました。
受験舎
じゃあ、その塾で勉強したことが高校での勉強にも役立った?
鈴木
6年間通い続けたことで、勉強する習慣というのはそこで身についたのかなと思います。
受験舎
その塾は気づいたらやっていたみたいな感じだから、勉強するのが当たり前という感じ?
鈴木
そうですね。あと勉強に関しては兄がやったことは私も全部やるという感じで、中学の塾も兄と同じで、全部兄について行っているという感じです。
受験舎
なるほど。では塾以外に習い事はやっていたの?
鈴木
小学生の頃は水泳とヒップホップダンスを楽しむ程度にやっていました。
受験舎
中学校の時の勉強は、お兄ちゃんと同じ塾に通ってやっていた?
鈴木
中学校の時は中1から中3まで同じ塾に通っていたんですけど、部活を引退するまでは勉強はしてなかったほうです。部活中心になっちゃって、テスト前しか休みがないような、ほぼ休みがない部活で。授業はちゃんと聞いてはいたので、成績は悪くはなかったんですけど、やっぱり中3の受験期、夏ぐらいに引退してから置いてけぼりな感じになって。

通っていた塾が、全員で宇高・宇女を目指す!みたいな感じだったので、自分のこの成績でまじか?!ついていけるのか?と思っていて(笑)

その塾は成績で席順が決まっていて、成績が下がるとどんどん席が下がっていくんですよ。後ろの席に慣れちゃって、さすがにこれはやばいと思って。そう思ってからは勉強に切り替えがすぐできて、引退後は、たぶん部活で集中することを鍛えられていたおかけで勉強だけに集中できたっていう感じでした。でも残念ながら宇女落ちたんですけど(笑)

受験舎
部活は厳しかった?
鈴木
ソフトテニス部で中学から始めたんですけど、顧問の先生が厳しかったので。でもそれで人間性が養われて。性格変わったんですよ、私。先生のせい、というかおかげというか。とりあえずテニスで1番になりたくて。もちろん勉強も1番が良かったので、その意地だけで勉強とテニスを両立させて。
受験舎
結構負けず嫌いなの?
鈴木
かなり。今もです(笑)
受験舎
確かに受験舎で勉強していた時の鈴木さんの姿勢はそこから来ているのかなって、わかる気がしますね(笑)じゃあ、勉強も負けたくないと。
鈴木
勉強は勝敗じゃないって先生によく言われてそれはわかっているんですけど、でもあの子には負けたくないとか、兄にも負けたくないとか、そういう意地しかなかったです。とにかく1番が良かったんです。
受験舎
じゃあ宇女高を目指したのもトップが良いって?
鈴木
絶対1番が良いと思って。それだけでした(笑)勉強はしたので成績は上がったっていえば上がったんですけど、これを言ったら言い訳になるんですけど、私の年から学区が廃止されて。だからもともとの頭がなかったのかもしれないですけど学区のせいかなあとちょっと思います(笑)
受験舎
確かに宇女高は人気あるから、遠くからでも通う人多いよね。
鈴木
制服がないのも魅力ですし。
受験舎
じゃあ、高校受験は悔しかった?
鈴木
悔しさしかなかったので、高校では部活をやらずに勉強でクラスの上位に3年間ずっといようって、それだけでした(笑)高校で第一志望に落ちたときに、親がゴールは高校じゃなくて大学だからって言ってくれたのが一番大きくて、じゃあ大学で見返してやろうって(笑)
受験舎
今、その中学校時代の経験を踏まえて、これから高校受験をする人にアドバイスはありますか?
鈴木
目標を変えずに努力し続けることだと思います。模試での判定で志望校を下げようかなって決めるんじゃなくて、私の場合はどんなに結果が悪くてもずっと目標だけは変えなかったので、それに向かわないと向かう所が分からなくなってしまう感じだったので、目標は変えないことが私にとっては一番良かったかなって。変えてしまうと気持ちが緩んじゃったりして、変更した志望校にも受からなくなっちゃうから、やっぱり目標は高ければ高いほどいいと思います。
受験舎
おおー良いこと言いますねぇ。

高校時代の勉強法

受験舎
高校受験と大学受験でここが大きく違うというところはありましたか?
鈴木
戦う人数。規模が違うっていうのは大きくて、私ぐらいの頭の人なんてめちゃくちゃいるので、だから絶対負けてられないって思いました。あと、栃木県立高校の入試って決まった形じゃないですか。だからそれ通りにやるじゃないですか。でも大学受験だと、センター試験はみんな一緒なんですけど、その後の二次試験は違うので、推薦入試を考える前はみんなと違った勉強をしなきゃって思いました。そこで差をつけられる力がないとなあっていうのはありました。
受験舎
確かに志望校にフォーカスした勉強は大切だよね。では、具体的に高1、高2の時はどんな感じで勉強していましたか?
鈴木
最初の高1のテストはみんなの力がどれくらいなのか把握したいなって思っていて(笑)
受験舎
鈴木さんは周りの人を見て自分はどうするかってフィードバックさせて考えるタイプなんだね。
鈴木
そうです、そうです!どうやったら上位に行けるかというのを考えるために、1回目のテストはとりあえず100点に近い点数を全部取ろうって思って、テスト範囲のワークとか教科書とかを何周もしたり、異常なくらい1回目のテストは勉強してみて、良い方の成績なのかはわからないですけど、まあまあの、普通の成績で。授業中も先生にあてられて答えられる子を見て、どうやって勉強しているだろうって結構観察はしていました。でも人それぞれに合った勉強法があると思って。私は暗記が苦手なんですけど、暗記はテストの1、2週間前から始めて、理数系の解き慣れていないとできないようなものは1か月前とか、授業中に解き方を覚えたりとか、教科によって勉強方法は変えました。
受験舎
その勉強法は昔からやっていたの?
鈴木
そうですね。数学や化学はずっと解いていて楽しいって思っていたので、1カ月前からやる気が出るっていうのもあったんですけど(笑)数学とかは覚える感じではなくて、慣れが重要だから定着させていないとなっていう考えはあったので1カ月前からやっていました。
受験舎
それは小さい時から継続して勉強していたこととは何か関係がある?
鈴木
小学生の時に通っていた塾ではたくさん宿題が出されていたので、算数とか数学は量をやらなきゃなという認識はあったので、理系科目は量をやっていました。
受験舎
高1の時はその方法で勉強して、満足のいく成績でしたか?
鈴木
1番が良かったんですけど、まあ悪くはないなあって(笑)世界史とか暗記系が苦手でそれが足を引っ張っていたかもしれないです。暗記系はとりあえず一番近い試験を乗り切ろうって、今覚えて明日忘れればいいやって、割り切っちゃって。今だけ頑張ろうっていうやり方でした。だから国語とかもこんなに大変なことになるとは思わなかった(笑)
受験舎
勉強法としては間違っていないけど、自分の志望校とかで、そのやり方で良い教科とそうではない教科があるんだよね。でもそうやって1年生から学校のテストをきちんと勉強していたおかげで推薦入試で受けられたわけだからね。
鈴木
そうです。
受験舎
最終的にそこが合格にもつながったから、やっといて良かったということだよね。では、2年生になって何か変化はありましたか?
鈴木
やっぱり国語が分かれたというのと、数学が面白くなったなって思いました。やっぱり数学、好きだったみたいで(笑)
受験舎
じゃあ、国語が難しくなった半面、理系科目が楽しくなったんだね。
鈴木
そうなんです!理科も1年は「化学基礎」とか基礎科目だったのが「化学」になって、最初は「うわあ化学だあ、大変だなあ」って思っていたんですけど、授業を受けていると、基礎と違って覚えることも多いけど面白いのも多いなとは思いました。
受験舎
理系科目はやっぱり鈴木さんに向いているんだろうね。じゃあ、2年での勉強方法は1年の時とあまり変わっていない?
鈴木
勉強方法は変わっていないですね。英語に関しては、学校の先生が厳しくて、高1の時から英語は習熟度別にクラスが分かれていて、最初のテストで私Bクラスだったんですよ。次は絶対Aクラスになるって思って、次のクラス替えですぐにAクラスに行って、それからずっとAクラスにいれたんですけど。でもそのクラスは予習がすごく大変でした。絶対当てられるので、その部分はやらなきゃいけないっていうのもあったので。それに、高2、高3でもずっと厳しい先生だったので、だから英語に関しては絶対に予習は毎日していました。
受験舎
じゃあ大変だったけど、そのおかげで力がついたんだね。
鈴木
はい、本当に力になりました!その先生方は怖いっていうのもあるんですけど、授業内容も一番濃くて私はそれがいいなあって思っていました。あとそういう厳しい先生の方がその先生に負けてられないって私は思ってしまうので、絶対見返してやる!って思ってやっていたので、厳しい先生の方が私は伸びましたね。
受験舎
鈴木さんらしいですね(笑)

では、鈴木さんは定期テストを毎回きちんと対策して、全体的に見てなかなか良い成績を取っていたんじゃないかなって思うんだけど、宇短附の定期テストを乗り切るうえで後輩に何かアドバイスはありますか?

鈴木
宿題はちゃんと期限までにやること。当たり前なんですけど、それをちゃんとできている人って多くはないと思うので、その宿題はちゃんとやりきること。あとは、テストの日をちゃんと自分で認識して、自分の成績を考えていつから勉強を始めるかを考えて、やらされるのではなくて「今回は前回より良い成績を取ろう」とかいう気持ちは持った方が良いかなって思いますね。
受験舎
もしかして鈴木さんは計画を立てるのが好き?
鈴木
小学生の頃からお父さんが「計画を立てなさい」と言って手帳を買ってくれたので、その頃から計画を立てるという習慣はついていて、それが普通だったから、中学、高校でもテスト前は必ず言われなくても計画を立てていました。お父さんのおかげですね(笑)
受験舎
ありがたいね(笑)
鈴木
ありがたいです!今となっては(笑)
受験舎
定期テストにしろ、受験勉強にしろ、計画を立てるのってみんな意外とうまくできない人が多いんだけど、鈴木さんは小さい頃からの習慣のおかげできちんとできていたっていう感じだね。

公募推薦入試の小論文対策

受験舎
では次は進路について。

理系に行きたいっていうのは中学から考えていたとのことだけど、農学部や宇都宮大学を志望しようとはっきり決めたのはいつぐらい?

鈴木
高3の夏のオープンキャンパスです。
受験舎
確か入塾したときには宇都宮大はすでに志望していたよね?
鈴木
そうですね。

もともと中学や高1の頃は看護師になりたくて、それもあって理系に行きました。高2になって中学の数学の先生になりたいとも思ったんですけど、周囲の人にいろいろ言われてその夢もなくなって、どうしようって。

高2のオープンキャンパスはもともと志望していたから一応宇大の教育学部を中心に見に行ったんですけど、教育学部や教師という道がピンと来ず、余計自分の中でわからなくなって。時間が経つにつれ、その夢も完全になくなってしまいました。

高3になって進路どうしようってなった時に、理系で物理を使わず、生物と化学選択で受けられる学部を調べたら、農学部という選択があることがわかって、それで農学部についていろいろ調べてみると就職先とかも幅広くて「いいなあ」と思ったんです。化学もその当時どんどん好きになっていたので、化学系がいいなと思って農学部がある大学で化学系ができるところを調べていたら、あったんですよ、宇大に(笑)

受験舎
ちょうど近いところにあった!みたいな(笑)
鈴木
そうなんですよ(笑)
受験舎
ちなみに他の大学は考えなかった?
鈴木
先生になることを考えていた時は、地元に教育学部あるなら宇大でいいじゃん、って思っていたんです。でも、農学部の化学系を探した時に思ったよりも他の大学にはあんまりなくて、それで、3年の宇大のオープンキャンパスで先輩の話を聞いて、その先輩も推薦で入学したみたいでそういう方法も考えようって思って。あと、その先輩の話を聞いていると大学生活が本当に楽しそうだったんですよ。だからもう「はあ~私もこういう大学生活を送りたいな」っていう憧れもあり、そこに決めたということもありますね。
受験舎
なるほど。

鈴木さんが言うように農学部のある大学って国立も私立もそんなに多くないよね。

鈴木
そうなんですよ。

でも私立に行きたいとは思わなかったですね。失敗していたので高校で。国立行かなきゃ意味ないなとも思っていました。

受験舎
それで宇大の農学部がちょうど近いところにあったと(笑)

確か入塾してくれた時には推薦入試も視野に入れているって言っていたけど、本格的に考え始めたのはその高3のオープンキャンパスがきっかけ?

鈴木
そうです。高2の終わりくらいに考え始めたんですけど、成績もまあ悪くはなかったし、高3の一学期の成績までが入試で利用されるって聞いていたので、とりあえずそこまでは学校のテストに向けてちゃんと勉強しました。そこでいつも通りの成績が取れたので、最初はそんなには考えていなかったんですけど、推薦で入った先輩の話を聞いて、「やっぱり推薦ちゃんとやろうかな」と思いましたね。
受験舎
それで、推薦入試を受けるって決めて、試験内容を確認したら小論文があるから塾でその対策をしようってことになったんだよね。

小論文担当の鈴木先生に最初相談したのは夏だっけ?

鈴木
夏ですね。それで夏休み後からでも対策は大丈夫だよって言われて。
受験舎
そうだったね。確かその小論の内容が何かに偏っているわけではなくて、いろんな分野や教科に多岐に渡っていたんだよね。
鈴木
そうなんですよ!
受験舎
だから結構深い知識がないと難しい問題だねって問題を見た鈴木先生が言っていたんだよね。だから人によってはもっと短期間で小論文を対策する人もいるんだけど、鈴木さんはある一定期間が必要ということで約2カ月前から始めたんだよね。

小論文の対策を始めた当初はどうでしたか?

鈴木
知識が自分になくて。そういう農学系・化学系の知識がほとんどなくて、学校で勉強する化学とは全然違かったので、だからとりあえず知識を増やさなきゃなっていう焦りと、書き方とかもバラバラだったので、そこもとりあえず量をこなさないとって思っていました。
受験舎
じゃあ、そういう知識は小論の授業の中で身につけていった?
鈴木
そうですね、鈴木先生がいろいろ教えてくれました。あとはニュースもそういう話題があったら見たり、他にもお父さんがネットから読んでおいた方が良いと思うものをラインで送ってくれたので、それも読みました。自分なりに調べてみたり、知識を増やすことにほとんど時間を掛けました。
受験舎
過去問や本番で印象に残っている問題はある?
鈴木
過去問の印象が一番強いのは「なぜカレーは一日寝かすとおいしくなるのか?」
受験舎
えーそんな問題が出るの?!
鈴木
そんなの答えられるわけないじゃないですか(笑)その年に受験じゃなくて本当に良かったと思ったんですけど。それよりも過去の問題見ても、そんなの一個もないんですよ。誰も予想がつかないものが出たので。私の年は過去問につなげられるような問題が出たので助かったなとは思いました。
受験舎
ちなみにそのカレーの問題は鈴木さんは何て答えたの?
鈴木
「なぜおいしくなるのか?」について、浸透圧で味が染み込むからというのを最初にさらっと書くんですけど、その後はカレーを一日煮込むリスク、例えば食中毒が発生したりとか、そういうのに対する対策とか、で、私はこうするべきだと考えるとか、そういう感じですねえ(笑)
受験舎
科学的に分析してっていう感じなんだね。確かにそれは知識がないと厳しそうだね。では、小論文の授業で鈴木先生から教わったことで「これは面白かった!」という話とかはある?
鈴木
うーーーーーん、えーー?!何だろう?(かなり悩む)
受験舎
逆にいっぱい教わりすぎて思い出せないかな?
鈴木
そんな感じです。ほんとにほんとにほぼ全部鈴木先生が教えてくれたものしかなかったので。えーなんだろ。全部教わったんですよ。何が印象的だろ?えーわかんない(笑)
受験舎
じゃあ、具体的なことではなくて、小論文の授業で気づいたこととか学んだことはありますか?
鈴木
小論文の練習をしているときに、ある話題から自分の得意な話題に持っていくっていう考え方はすっごい参考になりました。本番にどんな問題が出ても大丈夫なように何個か知識を自分でストックしておいて、そのどれかの、一番持っていきやすい物に持っていくっていう方法を教えてもらったときに、「ああ、そっか」ってなって。

本番も、問題が健康食品に対して800字程度で自分の考えを述べるもので、それも過去問でやっていた「天然由来成分は本当に体に良いのか?」っていうのが参考になって。「天然由来成分」ってついていたら体に良さそうに聞こえるじゃないですか?でもそれは個人個人によるもので、その天然由来成分と自分の体が合っていなかったら逆効果なんじゃないかっていう問題をやっていて、健康食品に関してもそれと同じような話の展開で書けたので、たぶんそんなに崩れなかったのかなあとは思いますね。

受験舎
じゃあ小論の対策の時にいろいろ教わって、これは使える!っていう知識をストックして、入試の時に冷静にそれを使える!って判断できたってところが大きかったんだね。
鈴木
はい!
受験舎
ちなみに宇大の推薦入試の前日、めっちゃ緊張していたのを記憶しているんですけど(笑)自習室で「どうしよう!」ってすごく緊張していたと思うんですけど、覚えていますか?
鈴木
覚えています(笑)前日が一番緊張しました。当日は全く緊張しなくて(笑)
受験舎
前日はなんであんなに緊張していたの?
鈴木
不安はあんまりなかったんですけど「明日で決まるんだー」って思っちゃって、推薦の試験のことしか考えないようにしていたんですけど、もし落ちちゃったら一般もやらなきゃというのが頭にあって、それを考えていたのかもしれない。
受験舎
なるほど(笑)ところで推薦入試の対策を始めてから一般入試との勉強のバランスってどんな感じでしたか?
鈴木
小論文の授業で「これは書いてきて」って宿題を出してくれるじゃないですか。それはちゃんともちろんやって、でもやっぱり一般入試のセンター試験の勉強もしなきゃって思っていたので、推薦の勉強だけっていうときはなかったです。推薦入試の直前の1週間は面接と小論をひたすらやるっていう感じだったんですけど。それ以外はけっこう両立させていて、半々くらいだったと思います。
受験舎
そうだよね、塾での国語の授業も、小論対策を始めてからもきちんと宿題をやってきて授業に臨むようにしてくれていたから、前回の授業から何もしないまま次の授業に来るってことはなかったよね。中には推薦入試の対策を始めるとそっちに目が行きがちで、一般入試の対策をおろそかにしがちな人もいるから、鈴木さんはその辺ちゃんとやってくれているんだなって思っていました。

それは自分で意識的にやっていた?

鈴木
今推薦だけに絞ってしまったら危ない!と思って(笑)
受験舎
推薦ももちろん合格したいけど一般入試のこともちゃんと考えてやらなきゃって?
鈴木
そうです。
受験舎
だけど、前日は「これで決まるんだ」って思っちゃったんだね。
鈴木
急に緊張が来て、それまではあんまり緊張もしてなかったんですけど、友達に学校で「頑張ってー」とか言われたのが結構来ていて、言われた後に塾に来たので、「あーどうしよう」ってなっちゃって(笑)
受験舎
励ましてもらったのに逆に緊張しちゃったんだね。
鈴木
そうなんですよ(笑)
受験舎
でも入試を受けに行って次に塾に来た時に「どうだった?」って聞いたら「楽しかった」って言ってたよね。
鈴木
楽しかったんですよ、ほんとに!
受験舎
面接もそんなに緊張しなかったって。
鈴木
面接のときは、面接官の先生方がすんごい優しくて「緊張しなくていいからね~」って言ってくれるぐらい優しくて。で、今大学に入って、その面接してくれた先生方がいるんですけど、変わらず優しいんですよ、面接だけじゃなくて。私が今通っている応用生命化学科の先生はほんとに良い先生しかいないって先輩達も言っていたので「ああ良いとこ来た!」と思ってます(笑)
受験舎
それは良かったねえ。面接のときは何を話したか記憶ある?
鈴木
志望理由と将来の夢やどんな方向性に行きたいのか、得意不得意な教科、部活はなぜやっていないのか、どういう勉強方法か、あと「風邪引かないんだねー」みたいな(笑)
受験舎
出席をちゃんとしていたからだね(笑)
鈴木
はい(笑)あとは最近気になるニュースとか。
受験舎
それはニュースをきちんとチェックしていたから…
鈴木
ギリギリ答えられました(笑)
受験舎
じゃあ面接は先生方が優しかったのと、対策や練習もしていたから比較的スムーズに答えられたんだね。
鈴木
はい!
受験舎
小論もうまくいって。じゃあ終わった後は手ごたえを感じていた?
鈴木
はい!大学出る時に「よし!やりきったー!!」と思って、その後お迎えに来てくれたお母さんにも「たぶん大丈夫かも」って。倍率も1.4倍でたまたま高くなかったし。で、その後塾に来て、小論の問題を鈴木先生に「私はこういうふうに答えました」って言ったら、「OK!」って言ってくれたのでそれが一番自信になったかもしれないです。
受験舎
鈴木先生も、鈴木さんの対策では事前にこういうものが出るだろうっていう予想をして、それをちゃんと答えられるように対策して、本番できちんと対応できていたからばっちりだったんだよねって言っていたんだよね。それで、後は結果が出るだけになったわけだけど、結果が出るまではどうでしたか?
鈴木
終わった感じがありました、受験が。でもまだ合格は出ていないから、ちゃんと勉強はやっていて。でも合格発表まではやってはいるんですけど、あんまり頭に入らない(笑)だから形はやっていた、っていう感じです。
受験舎
合格発表はネットで?
鈴木
近いので見に行きました。やばかったですね、あった!って感じで。初めて合格したんですよ、県立高校落ちているんで。
受験舎
でも宇短附には一応受かっているじゃん。
鈴木
でもなんか違うじゃないですか(笑)掲示板で見るのが初めてだったので「ああ~受験した~!合格した~!」と思って初めての感覚でした。

受験期間中のスランプ

受験舎
受験期間中スランプはありましたか?
鈴木
ありました。高3の9月くらいの模試で急に成績が下がっちゃって「これはやばい」と思って、小論の授業も始めたばっかりで推薦対策もそんなにちゃんとやってなかった頃なので、一番焦りました。
受験舎
進研模試は9月から浪人生もあわせて判定されるし、部活が終わったばかりの現役生も夏休みに猛烈に勉強して実力を伸ばす人もいるし、あと問題が9月から入試レベルのものが多くなるから、本当は実力をキープしていたり伸ばしていたりしても、相対的に見て成績が下がりやすいんだよね。
鈴木
そうなんですよ。夏休み頑張ったって思っての9月の模試の結果だったので、やばかったですね、あれは。テンション下がりました。
受験舎
そこからテンション上げるために何かしたりしましたか?
鈴木
学校の先生に「やばいです」って相談しに行ったときに「ここからが勝負じゃない?」って言われて「ああそっか、そうだ!」と思って。そう言われた時から「ここからが勝負だあ」と思ったら「ここから負けなければいいんだ」と思って。そう言われないと気付かなかったんですよ。
受験舎
その時の成績だけ見て「もうだめだあ」と思っちゃったんだね。
鈴木
はい。
受験舎
まだ先があるよってことに気付かされて「ここからだ!」って思えたんだね。
鈴木
はい。
受験舎
受験期間で調子を落としたのはその時だけ?
鈴木
そうですね。
受験舎
じゃあ、普段の勉強の中での息抜き方法とかリラックス方法は何かありましたか?
鈴木
ご飯を食べながら勉強する人っているじゃないですか。私はそれをやらなくて、ご飯はご飯で食べずにずっと勉強になってしまうと頭が休まらないんじゃないかなって私は思ったので、「ながら」はやめました。
受験舎
時間に区切りをつけていたんだね。それ以外に友達と遊んだりとかして息抜きするとかはなかったの?
鈴木
ないですね。友達と遊ぶのは本当にしなかったですね。
受験舎
それは受験の時だけ?1、2年生の時は?
鈴木
1、2年の時は全然遊んでました(笑)受験の時は遊ばなかったです。友達と勉強するとか私できないんですよ。
受験舎
鈴木さんは気になっちゃいそうだよね、友達のことが(笑)
鈴木
そう!そうなんです!
受験舎
かなりストイックに受験期は勉強していたんだね。

成長できた大学受験

受験舎
受験を振り返って一言で表すとしたら何ですか?
鈴木
「失敗はばねになる」
受験舎
その「失敗」は高校入試のこと?
鈴木
そうですね。高校入試で挫折したからたぶん国立大学に行けたのかなあって思います。「挫折は一回しないと」って言うじゃないですか、よく。そこで挫折したのでたぶん行けたのだと思います。大学受験を通して勉強の成績も伸びたとは思うんですけど、人間的にも成長できたのかなあとはちょっとは思います。
受験舎
どういう点で成長できたと思う?
鈴木
ずっと勉強は苦しいって思っていたんですよ。その苦しい状況をどう乗り切るかとか、そういう状況にいることで精神面とかもちょっとは強くなったのかなあって思います。
受験舎
推薦入試は受けてみて、自分にとってどうでしたか?
鈴木
私が受けた学科の推薦は小論文と面接だけだったんですけど、すごく個人的なんですけど、それは私の性格に合っているなって思いました。一般入試が合っているとかは言えないですけど、その学科の推薦はすごい自分にぴったりだと思っちゃったんですよ。だからいいチャンスだと思いました。
受験舎
それはどういう点がぴったりだったの?
鈴木
自分の意見を言うとか自分が言いたいこととか、なりたいこととかを言葉にするっていうのがたぶん向いていたのかなあとは思います。
受験舎
勉強だと知識が問われるけれど、小論や面接で自分の考えや自分がどんな人間かを見てもらえるっていうのが合っていたのかな?
鈴木
そう、そうですね、はい。推薦にありがとう!って感じです(笑)
受験舎
そうかあ(笑)では、大学受験が終わって、一番感謝したい人は誰ですか?
鈴木
両親や周りで支えてくれた先生、ですね。

大学生活と将来の夢

受験舎
大学生活もすでに始まっていますが、面白いと思った授業はありますか?
鈴木
宇大の英語の教育制度はすごく面白いなと思いました。授業中とりあえず英語しか話してないんですよ。日本人の先生の日と外国人の先生の日があって、もちろん外国人の先生の日はずっと英語なので90分ちゃんと聞いていないとついていけないんですけど、日本人の先生もずっと英語なんですよ。だからずっと気が抜けない感じで。でも絶対これ成績伸びるなっていうのを感じました。

あと自分で選択した授業で面白いなって思うのが「健康のためなら死んでもいい?」っていう授業があるんですけど、それがすっごい面白くて訳がわからないことをやるんですよ。「幽霊の栄養学」とか(笑)

受験舎
何それ?!全然わからない!(笑)
鈴木
びっくりするじゃないですか(笑)それは幽霊がどういうふうに生活しているのかっていうのを真剣に考えてレポートを書くっていう。それを授業で話し合って発表するみたいな。何だこれ?!と思って(笑)目的が分からないじゃないですか。謎だなあと思いながら、でも面白くて。

あとは必修の授業で、農学部のコア実習っていうのがあって、この前は田植えに行ったりとか、搾乳体験とか工場見学とかがあって、それが一番楽しいかもしれないですね。

受験舎
田んぼってどこにあるの?
鈴木
宇大が農場を持っていて、農場に牛も飼っているし、田んぼも梨園もあるし、森も持っているんですよ。
受験舎
やっぱり専門的な授業が楽しいんだね。
鈴木
はい!田植えが一番楽しかったです。
受験舎
では次の質問。将来の目標とか夢とかはありますか?
鈴木
今はやっぱり農業関係の職業に就きたいなあとは思ってます。
受験舎
それはどういう感じの職業?
鈴木
農家の人のためにできること。農薬の開発とかもちょっと興味がわいてきちゃって、だから農家の人を助けるような職業に就きたいなあって。
受験舎
農業にはもともと興味はあったの?
鈴木
それも塾の小論文の授業で鈴木先生が農業衰退とかの話をしてくれた時に「ああ今、日本の農業は大変なんだ」というのが分かって、せっかく農学部に行けたなら農家の人を助けたいなっていうのも鈴木先生の話を聞いてから思い始めて。だから農作業でも何でもしたいって思うくらい助けたいなっていう気持ちが今はあります。

あと、やっぱり私は人と接する仕事が良くて。だから農家のおじさんやおばさんとかと話を直接できるような、そしてそういう人達の役に立つ仕事に就きたいなっていうのを今は思っています。

受験舎
すごいねぇ。
鈴木
そうですか?
受験舎
だって、農業ってともすると敬遠されがちな職業でもあるし、現状としては地方の高齢者の方たちが担っている分野でもあるから、鈴木さんみたいな若い、しかも女性で専門的な知識を勉強した人がそういう分野に積極的に関わりたいって言ってくれるのはすごく良いことなんだと思うよ。
鈴木
へえ~。
受験舎
農業系の方たちからしたら、ありがたい存在だと思うよ。
鈴木
(笑)
受験舎
高校生の時は将来の方向性にいろいろ悩んでいたけど、積極的にいろいろ調べたり、オープンキャンパスで先輩の話を聞いたりしたから自分に向いていそうなものを見つけられたのかな?
鈴木
はいそうですね。
受験舎
それでは今日はいろいろ有益なお話を聞かせてくださってありがとうございました!これからのご活躍、ますます期待しています!
鈴木
こちらこそありがとうございました!